テレビランド版最終回の戦いの後何も残らない虚無感もすごく好きなんだよなあ。
ここでのギルハカイダーの卑劣さが小学四年生版と真逆でこれはこれでいい。
#ぼくらのキカイダー選手権
漫画ではセブンが弾丸化する、というよりは勢いよく射出された上で巨大化して体当たり、という映像とは異なる戦法になっている。
銃への侵入方法も銃口からではない。クレージーゴンの「ガロロン」という鳴き声?も愛らしく一度聞いてみたくなりますね。
#ウルトラセブン
今回改めて読んだが『W3』は当時受け入れられのが難しいSFなので敢えてスパイアクションと田舎舞台の学園番長もののティストが前面に出ている。
手塚スターシステムの悪役総出演が嬉しいところで頭抜けているのはアセチレンランプ。悪役ながら信念に生き義理堅いグッド・バッドガイを好演。最高。
この回は後に『たのしい幼稚園増刊流星人間ゾーン』のために桑田次郎自身が『たおせアイアンロックス』として完全に描き直している。オリジナルの複雑なドラマが喪われたダイジェストだがどことなく人物が演じた俳優に寄せられている気がする。書き換えた同じ部分を比較すると面白い。#ウルトラセブン
成田マキホ版コミカライズに登場するニセウルトラセブンはウルトラビームの解明が出来なかったのか判別がつき易いなー、と思ったら予想だにしない展開に。
キリヤマ隊長が「セブンは悪者だったのか」の一言で切り捨てるのがインパクト大。
#ウルトラセブン
『サイボーグ作戦』のゲストヒロイン早苗は10-4-10-10やレッドバロン、イナズマンFなどで70年代特撮のミューズ牧れい(当時は宮内恵子)。後年とやや印象が異なるが松原真理っぽく見える場面もある。中沢啓治のコミカライズだと髪型に目が行く。
#ウルトラセブン
『銀河鉄道999』の漫画版最終回は映画2作と同じ話ながらハーロックもエメラルダスも登場しない。クレアの母で機械の身体カタログ配達人のメノウが最後のゲスト。鉄郎が砕けたクレアの欠片を持っていた優しさに心動かされ少女の化けて機械の身体を諦めるよう誘導するが...。
#松本零士
『明日を捜せ』劇中ではセブンの最後に飛ぶ気力を奪い地に伏せたまま変身解除させた猛烈な毒を持つが漫画では強力な溶解液が武器。首は元々離脱自在。ガブラは後年の「ゴードの巻』の怪獣軍団でもバルタン星人の信頼も厚く抜きん出た活躍を見せた。ここでは強烈な最期を迎える。
#ウルトラセブン
土山コミカライズでは誘拐された少女マリを助けるため洞窟でドクロ少佐(独特のデザイン)と対決。電波を使う敵の能力を利用、反射増幅して見事に討ち取るもその力はタックルの体も崩壊させてしまう。
地面から突き出たタックルの手が砂のように崩れるハードな描写。
にしても最終回なのに敵の幹部が全員生きてる、というのは想像しなかった。
本来一番最初に退場するブラッキー(高木渉さんが小狡い小悪党を好演)は海外では人気の高いキャラクターらしいので最後まで生き残らせてほしい、という要望があったのだろうか。