この水木しげる感、80年代NW感、エロ劇画から脱却して間もない時期のロリータ感。全部すっごい好きな雰囲気で、この時期の(一部の)ろりこん漫画はガロ系とも違う地平線を標榜していたような気もする。WEB媒体とかで復刻しないかなあ…。
山田花子本人は「自分は絵が下手」とか言ってたけど、ここまで絵柄をガラッと変えれる漫画家はそうそういないと思うし、それも含めての「画力」だと思うな。
山田花子のレポート。加筆・修正を加えて、ついに1万字を余裕で突破。
今日完全脱稿してブログの方にも「下書き」を書いたが、いつ公開するか、タイミングに迷う。(そういえばブログで山田花子を取り上げるのは意外に初めてだったりする)
これでも山野一名義の作品では一番安全な作品かと(笑)ねこぢる作品に登場する目がパックマンのモブや動物もたくさん出てきます。
さくらももこ『ひとりずもう』の青春真っ只中の17歳の夏休みを、ただ家でゴロゴロ漫然と過ごす情景描写は、感情移入せずにいられない。部活も行かず、誰とも遊ばず、旅行もせず、海も恋愛もカラオケもキャンプも人が大勢集まる場所も大の苦手で一人でゴロゴロしてる時間が一番幸せそうなさくらももこ
小学生ぐらいの時に買って読んだジョージ秋山『アシュラ』。
初版本のインパクトは凄かった。
手に持つだけで震える文字通り業の深いとしか言えない一冊。
で、なんで急に『アシュラ』かと言うと極限の飢えで妻を食べて自殺した男の一コマが記憶に焼き付いていて急に思い出したりするから(今)
東南アジアで買ったホラー漫画本。出版はKADOKAWA海外部と地元の版元らしい。
カートゥーンっぽい日野日出志のような、妙にPOPな絵柄だけど、展開はオドロオドロしく、ある意味において斬新に見えてくる。逆に日本には児童向けホラーというジャンルがなくなって…