さくらももこ『ひとりずもう』の青春真っ只中の17歳の夏休みを、ただ家でゴロゴロ漫然と過ごす情景描写は、感情移入せずにいられない。部活も行かず、誰とも遊ばず、旅行もせず、海も恋愛もカラオケもキャンプも人が大勢集まる場所も大の苦手で一人でゴロゴロしてる時間が一番幸せそうなさくらももこ
@manga_gorilla 山野一は「登場人物に一切感情移入しない視線」が持ち味で、そうした「冷めた狂気」にこそ神髄が表れている気がします。ある意味で神様の目線に近いというか。
安部能丸の漫画が載ってる!
サーカス団に拾われた少女と、彼女に恋したピエロの、ちょっといい話。阿部能丸 (@noumaruisgod) によれば、氏が所属する劇団関係者が、コレクター編集部にいたようで「諸事情で名前を出せない漫画家の為に私と似た名前をつけたのでは」とのこと。
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コンビニに置いてる救いようのない実話系雑誌あるじゃないですか?
アレすげえファンシーな絵柄にして読みたいんですよ。新手のエルサゲートで。
それに待ったをかけたのが、富本たつや。スタジオの引き出しで『媚・妹・Baby』の原画を偶然発見した彼は「こんな劇画調のキャラでは売れねー!」と進言。そんで上役に作監を押し付けられ、あれよあれよと怒濤の修正を行い、歴史が変わったのです。https://t.co/iiGH4ozu4Q
前者は「ロリコン劇画」と呼ばれるジャンルで、三流劇画のフォーマットをロリコン漫画に当てはめたもの。必然的にリアルなクライムストーリーになる。
早見純と丸尾末広が大メジャーだが、マイナー作家だとあべこうじ(飯田夏彦)も捨てがたい。このジャンルは現在、町田ひらく一強になった感がある。
『漫画ブリッコ』に連載されていた中田雅喜(女性)のマニアックなパロディ漫画『桃色三角』は竹宮恵子調のキャラクターに蛭児神建のナニを触らすというような話なんだが、こういう馬鹿馬鹿しいパロディの受け皿になったのが「□リコン漫画」で、その代表格は内山亜紀、みやすのんき、牧村みきだろう。
ダメおやじは、曙出版を知るきっかけになったので、おいらにとっては忘れられない作品。悲惨な主人公でも幸せになって良いんだ、と今になって感動する。不確定性原理ではないが…根本・山野的な因果律の「破れ」を成し遂げた主人公が、ダメおやじだった。
穴山好男『ボクの日記』
久保書店『漫画ハンター』1979年12月号増刊
#いともたやすく行われるえげつない行為
「児童漫画調の可愛らしい絵柄でえげつないことをする」というパロディの嚆矢のひとつ。#rule34