思えば特撮実写版マスク、めっちゃ働かされてるのな…あとあのマスクは特撮版で手裏剣になる予定だったけど、実現したのは幼年誌版のみでしたね
特撮版でやってくれたら劇場版オンミツケンシモチーフやってくれたみたいだったし、実現してほしかったわ…
横山光輝という漫画家は史実と創作の絡め方が非常に上手な漫画家だと私は思ってます(特に時の行者を読むとそれを強く感じるのです)
また当時の読者も歴史に対する造詣が今よりも深く感じるのを当時の少年サンデーを読むと思うことですし、この土壌で赤影という漫画が誕生したのだなと改めて思います
興味深いのは漫画版うつぼ忍群編と幼年誌版、後の新赤影で敵側忍者の後ろ盾に武田信玄・勝頼が絡んでいることです
漫画版無印赤影では六角氏でしたが、ここで飛騨に近い甲府が選ばれていくことから魔風忍群の本拠地も(信濃)甲府になったのかなと思われます
漫画版赤影は霞谷→横山城スタートして霞谷=甲賀にて金目教を壊滅し、その後長浜城でうつぼ忍群を迎え撃ち、逆恨みしたうつぼ忍群は赤影達の故郷飛騨を急襲して再度赤影達に討たれます
特撮実写版も金目教編はスタートは漫画版と同じですが、京都に上った甲賀幻妖斎を倒して一旦話が終わります
今週のヘッダーはこちらなんですけど、白影って若い頃伊賀で少しだけ修業してたのかなとか、その時に知り合ったのかなとか色々考えたら楽しくなってしまう…くらいにこの頃の伊賀と飛騨って友好関係あったんだなとか言ってはいけない24時(伊賀の影丸のことを考えながら)…それにしても鼻はかわいい
そういう無印赤影では赤影達の頭領が住む家が合掌作りでしたが、新赤影では合掌作りではないにしろ普通の館になってます
なお実写版赤影……
かくゆう、飛騨忍者自体も最初は悪役側(堀江卓の忍者シデン、白土三平のワタリ、横山光輝の伊賀の影丸等)だったのが、貝塚ひろし「戦国忍法帖」で味方側(読者が共感する側)に来てくれたのですが…
ワタリがあのままテレビ版作られていたら飛騨忍者は悪者のままだったのだろうかね
【赤影紀行027】
岐阜には飛騨へ行き来する際に立ち寄る程度でしか寄れなかった為、岐阜城に行けなかったのでどこかで行きたいところ、また幼年誌版の赤影も岐阜城を警護するところから話が始まってます、幼年誌版の青影は無印と特撮を足して二で割ってなかなかかわいい(笑)
【赤影紀行:まんじ党編】
幼年誌版赤影は続編というよりはソノシート収録として「逆襲!根来忍者」を発表されてます
小説版赤影は金目教編で終了してますが反響が大きければ続編の予定はあったようです。
あと先週の感想からラクガキ垢@babelogue0405 にて投下してる感想漫画の一部をヘッダーにしてます
興味ある方は毎週火曜か水曜日には確実に変更してるのでみてやってください(笑)