貸本「忍法秘話」第15号(1965年1月30日発行)に載る作品「ガロの復活」は写植が間に合わなかったらしく、白土三平作品では唯一手書き文字での発表になっています。
これはこれで個人誌感が出てて素敵です(^.^)
#白土三平
貸本「忍者武芸帳」13巻は1961年11月1日に脱稿、11月前半に発売というスピードで発行されたぽい。なので作中で歌われているシャンラン節(ツーレロ節)は11月22日に公開された大島渚監督の映画「飼育」の影響下ではないと思っていましたが..予告で流れていた可能性もあるのかなhttps://t.co/p7XZ8UrjR1 https://t.co/IuZl03pN8o
原稿のデジタル化というのは保存の観点からの発言でした。電子書籍は紙の本をスキャンして解像度は72dpi、画質も媒体に合わせて圧縮しているので、印刷に耐えられるほどではないです。
白土三平作品にはデジタル化された原稿が今のところ一枚もありません。とりあえず劣化したホチキスやテープを丁寧に外しました。原画の線はとてもシャープです。✕の部分を塗ったのは楠勝平さんだな多分。
少年王者とは違って同時期のサスケの動物のデフォルメ率は高いのだけれど、カラー原稿をみるとこれも一部リアルな描写から線を引いて作り上げられている様子がよくわかりますね。
#白土三平
「海鳴りの太鼓」天堂寺慎
島に女が漂着する話。妖怪の描写が怖い。こちらは原作が戸部新十郎(多岐流太郎)さん。みんな同じ顔なので服装で判断する。
#天堂寺慎
「刀恨乱れ雲」天堂寺慎
左手の不自由な男がその不満を他人の左手に向ける話。天堂寺慎さんの漫画のファンというのは聞いたことがないけれど、みんな同じ顔なので服装で見分けるしかない。絵はとても上手い。
#天堂寺慎
森町長子さんの「靴」が「ねじ式」ぽいのは、雰囲気と前半の流れが似ているからだろうな。メルヘン。#森町長子