『まれなひと』読んだ。ツイッター漫画を中心にかなりずれた人々を描くコメディを詰め込んだシュールギャグ作品集。思いつくけど絶対にやらない行動や思考が繰り広げられており、理解不能ではないが意味も分からない絶妙な不条理具合。ネタに当たりはずれはあるが打率もそこそこ高い。オススメ。
『シンギュラリティは雲をつかむ(1)』より引用。4コマ目の敵国女性大佐の悪い笑顔素晴らしい。他にも沢山悪い笑顔出てくるので、悪い笑顔好きにオススメの漫画だよ。
『上野さんは不器用(1)』p. 46, 47より引用。こんな感じのよくわからん道具を使って、主人公が意中の人にアプローチし続けるコメディ。が、アプローチに塩対応し続ける相手の男子がホントに冷酷残忍。このページの後の話、ホントにひどい。
【引用】『アオとハル』p. 136より引用。5コマみたいな耳まで真っ赤になる描写、すごく良い。すごく良いものだということを伝えたい。
『ようこそにんげん しりもと作品集』読んだ。動物だらけの学校に転校してきた人間の少女が主人公の表題作を含む作品集。表題作はボケツッコミのスタイルは比較的オーソドックスながらネタが意外とグロいものもあり独特。後半の『教えて!しろもと博士』はツッコミ不在でボケる作者本来の方式。
『花四段といっしょ(3)』読んだ。対局の途中でも余計なことを考えがちなプロ棋士が主人公の物語。主人公の師匠とIT企業のやり手社員、新キャラ二人がどちらも物語を無茶苦茶に引っ掻き回す破天荒っぷりで面白かった。棋士のメンタルと棋力に関する理論も極端な考え方ではあるが興味深い内容。オススメ
『ソフトメタルヴァンパイア(1)』p. 162より引用。元素を操るヴァンパイアにより人類の核施設からプルトニウムが根こそぎ奪われて、ヴァンパイアの支配力誇示のために各所にプルトニウムが浮かべられている、という設定。すごい。厨二に振り切り過ぎて逆にクールだわ。
『AIの遺電子 Blue Age(3)』読んだ。ヒューマノイドが人間に交じって生活する近未来の医療現場を描くSF。『AIの遺電子』シリーズで共通する作品世界の設定を上手く活用したお話はよく作り込まれている。現実に存在する自称とフィクションのバランスも良く現実感が上手く演出されている。オススメ。
『みょーちゃん先生はかく語りき(1)(2)』読んだ。生徒達からの下ネタ相談に本気で答えようと努力する養護教諭女性が主人公の作品。人妻かつ世話焼きかつ母性溢れるという属性盛り盛りの主人公のキャラクタが強烈。あらゆる相談を真面目に受け止めて空回りする姿は滑稽かつ愛らしい。オススメ。
『佐々田は友達(1)』読んだ。人づきあいが苦手な陰キャ少女とクラスの中心のパリピ少女、二人の少女の交流を描いた作品。 繊細な心理に対する描写が詳細で、主人公二人が互いが互いに抱いている感情への共感性が高い。対照的な二人の生き方や考え方を上手く描き分けている。オススメ。