『ながたんと青と-いちかの料理帖-(4)』読んだ。客足の遠のいた料亭の跡取り女性とそこに婿養子に来た口の悪い青年が主人公の料亭物語。主人公二人の互いへの複雑な想いとその変化に関する描写が繊細で素晴らしい。登場する料理も美味しそうだし、調理過程が丁寧に描写されるのも良い。オススメ。
『バーナード嬢曰く。(7)』読んだ。似非読書家の女子高生とその読書家友人達との掛け合いを描いた読書あるあるコメディ。 好きなものに対する情熱が強すぎてめんどくさい読書家心理がロジカルかつ的確に描写されている。メイン二人のお互いを尊重し合う関係性も可愛くって尊い。オススメ。
『第七女子会彷徨(8)』より引用。つばなクリーチャーで何故だか強烈に印象に残っているのがコイツ。デザインセンス独特で面白いなぁ。
『みょーちゃん先生はかく語りき(7)』読んだ。生徒達や周囲の人々からの頼みごとに本気で答えようとする養護教諭女性が主人公の作品。理性的なようで欲望を隠し切れないキャラクタ達やフェチ要素の強い謎シチュエーションへの持って生き方など、本作ならではのユニークの雰囲気がある。
『家が好きな人』(井田千秋)
一人暮らしの部屋を自分好みにアレンジしてお家時間を謳歌する5人を描いた作品。家をイメージしたコマと個人の所有物でプライベートな空間が上手く表現されている。
#2023上半期好きな漫画表紙デザイン
『働かないふたり(4)』より引用。二コマ目、セリフも動作も表情も擬音も、全部楽しそう。登場人物が楽しそうにしている姿を見てほっこり出来る漫画。皆、読みましょう。
『東京城址女子高生(3)』読んだ。東京にかつて存在した「城の跡地」を巡る女子高生を描いた作品。としまえんや八王子など、関東の人々には身近な土地に対して、城址を通じて歴史の解説がされており興味深い。それぞれのスタンスで城址を楽しむ4人のキャラクタも上手く描き分けられている。
『黒き淀みのヘドロさん(1)』p. 99より引用。全体を通してコマぶち抜きのキャラ絵が多い作品だけど、このページの立ち絵の存在感がすごい。立ち絵に合わせた「しっかりやれよ!」の吹き出しの位置とかホントに常識外。模造クリスタル先生のコマ割りのセンス素晴らしいなあ。
『メダカくん、さよなら。』(こうのとり昇)
擬人化された水槽内の生物をキャラクタとした不条理ギャグ漫画。挑戦的なコマやセリフ切り抜きのチョイス。タイトルの位置もなんだか不安になる。
#好きな漫画表紙デザイン2017
『紙一重りんちゃん(1)』読んだ。天才的な能力を持っているのに普段はおバカな小学生を主人公にしたギャグ4コマ。斜め上の思考回路を持ったキャラクタ達によるシュールなやり取りは長崎ライチワールド。前作よりも波が激しい印象だが、再び新作を発表してくれるだけでもファンとしては嬉しい限り。
『盛りあがらないデート(1)』読んだ。陰気な男性と不幸体質の女性、マッチングアプリで出会った二人のデート風景を描いた作品。噛み合わないようで妙に気が合っている二人の掛け合いが軽快で楽しい。二人の関係性が少しずつ進展していく様子もしっかり描かれておりラブコメとして丁寧。オススメ。