『お金の神様 しりもと作品集』読んだ。会社員の主人公とお金の神様との同居生活を描いた4コマ漫画。ツッコミ不在でボケにボケを被せていくスタイルはシュールで楽しい。デフォルメされたキャラクタも意外と感情表現豊か。言葉遊びや日常生活の一部を抜き出したネタ作りにもセンスを感じる。
『アイ先生はわからない(3)』p.42より引用。アイ先生から提案される「本物の愛」を見つけるためのミッションをこなしていく作品。3巻収録、右下コマの沢井先輩メインの話が、少女漫画もびっくりの完璧な恋愛シチュエーション演出で素晴らしかったなぁ。良いキャラだった。
『かみあそび!~カードゲーマー少女の日常~(2)』読んだ。特に熱中できるものがなかった女子高生が対戦カードゲームの世界に足を踏み入れる物語。カードゲーマ―の異常な思考や行動が興味深い。ボケとツッコミがハイテンポに繰り広げられるワチャワチャしたコメディも密度が濃くて楽しい。
『月刊トリレンマ(1)』読んだ。マイナー漫画誌編集部を舞台に新人編集者と敏腕副編集長の奮闘を描く物語。漫画家を上手くコントロールしてモチベーションを引き出す編集者の様子など、漫画編集部のお仕事がエンタメ強めかつ熱く、ドラマティックに描かれており面白い。すごくオススメ。
『みょーちゃん先生はかく語りき(4)』読んだ。生徒達からの下ネタ相談に本気で答えようと努力する養護教諭女性が主人公の作品。 エロい相談に対して自制心を持って真摯に対応した結果、何故だかよりエロい方向に向かっていく主人公の天然エロトラブルメーカーっぷりが面白い。オススメ。
『前略 雲の上より(6)』読んだ。飛行機狂いの上司に連れ回されて各地の空港を巡るサラリーマンが主人公の空港紹介漫画。飛行機好きと鉄道好きの対立構図がいよいよ本格化。尖った個性のキャラクタ達が上手くストーリーに乗っかる。掛け合いにも激しさやスピード感があり楽しい。オススメ。
ニューウェーブ漫画相談室 : 自然に読める視線誘導を意図した画面作り、『暗闇ダンス(壱)』((漫画)竹谷 州史/(原作)須田 剛一) http://blog.livedoor.jp/satsuma122/archives/46772625.html …
『逃げ上手の若君(18)』読んだ。生きる英雄と殺す英雄、北条時行と足利尊氏の生死を賭けた鬼ごっこを描く物語。史実をベースにしたダイナミックな展開の中で個性的なキャラクタ達が上手く制御されて躍動している。シリアスとコメディ、史実とフィクションとのバランス感覚もよい塩梅。
『じゃあ、あんたが作ってみろよ(2)』読んだ。婚約者にフラれたステレオタイプな思考の男性が自分の価値観を見つめ直す物語。 自身の中の偏見に苦しみながらも矯正するため努力していくキャラクタ達に好感が持てる。食事をキーアイテムとして人間ドラマを展開するスタイルも谷口先生らしい。オススメ。
『みょーちゃん先生はかく語りき(3)』読んだ。生徒達からの下ネタ相談に本気で答えようと努力する養護教諭女性が主人公の作品。人からのどんなお願いにもなりふり構わず一生懸命取り組む主人公のキャラクタが素敵で、空回りする姿も含めて愛らしい。エッチなネタの妙な生々しさも本作の魅力。
『平和の国の島崎へ(9)』読んだ。国際テロ組織の工作員だった男性が一般人になり平和な日本で暮らす物語。主人公が圧倒的な能力で他を寄せ付けない展開は爽快。一時的ながら工作員活動を再開させられた主人公が日本での生活と自身の変化にどのような折り合いをつけていくか楽しみ。オススメ。