『アイ先生はわからない(3)』p.42より引用。アイ先生から提案される「本物の愛」を見つけるためのミッションをこなしていく作品。3巻収録、右下コマの沢井先輩メインの話が、少女漫画もびっくりの完璧な恋愛シチュエーション演出で素晴らしかったなぁ。良いキャラだった。
『前略 雲の上より(6)』読んだ。飛行機狂いの上司に連れ回されて各地の空港を巡るサラリーマンが主人公の空港紹介漫画。飛行機好きと鉄道好きの対立構図がいよいよ本格化。尖った個性のキャラクタ達が上手くストーリーに乗っかる。掛け合いにも激しさやスピード感があり楽しい。オススメ。
『花四段といっしょ(3)』読んだ。対局の途中でも余計なことを考えがちなプロ棋士が主人公の物語。主人公の師匠とIT企業のやり手社員、新キャラ二人がどちらも物語を無茶苦茶に引っ掻き回す破天荒っぷりで面白かった。棋士のメンタルと棋力に関する理論も極端な考え方ではあるが興味深い内容。オススメ
『盛りあがらないデート(1)』読んだ。陰気な男性と不幸体質の女性、マッチングアプリで出会った二人のデート風景を描いた作品。噛み合わないようで妙に気が合っている二人の掛け合いが軽快で楽しい。二人の関係性が少しずつ進展していく様子もしっかり描かれておりラブコメとして丁寧。オススメ。
『ミュージアムのふたり(1)』読んだ。悪評から逃れたくて博物館で働き始めた女性と先輩の学芸員女性が主人公の物語。素朴ながら温かみのある人々との交流の中で荒んでいた主人公女性が少しずつ柔和な雰囲気になっていく様子が素敵。元学芸員の作者が描く博物館業務の描写も興味深い。オススメ。
『はねバド!(2)』p 132, 133より引用。コメディ部分も独特の間があって嫌いではないなぁ。右ページのコマ割りとか無駄だらけなようで妙なテンポの良さがある。変な漫画だ。そぼろォ。
『古見さんは、コミュ症です。(1)』p. 51より引用。古見さんの立ち姿美しい。上履きなのにヒール立ちというのも面白い。
『メダカくん、さよなら。』(こうのとり昇)
擬人化された水槽内の生物をキャラクタとした不条理ギャグ漫画。挑戦的なコマやセリフ切り抜きのチョイス。タイトルの位置もなんだか不安になる。
#好きな漫画表紙デザイン2017
『お金の神様 しりもと作品集』読んだ。会社員の主人公とお金の神様との同居生活を描いた4コマ漫画。ツッコミ不在でボケにボケを被せていくスタイルはシュールで楽しい。デフォルメされたキャラクタも意外と感情表現豊か。言葉遊びや日常生活の一部を抜き出したネタ作りにもセンスを感じる。
2021年8月のオススメ新刊漫画その3
双亡亭壊すべし(25)(完)/藤田和日郎
海が走るエンドロール(1)/たらちねジョン
【推しの子』(5)/赤坂アカ/横槍メンゴ
そのへんのアクタ(2)/稲井カオル
草野と希♨(1)/岩国ひろひと
#新刊会202108
『ソフトメタルヴァンパイア(1)』p. 162より引用。元素を操るヴァンパイアにより人類の核施設からプルトニウムが根こそぎ奪われて、ヴァンパイアの支配力誇示のために各所にプルトニウムが浮かべられている、という設定。すごい。厨二に振り切り過ぎて逆にクールだわ。
『ラブらず 恋が分からない男女の話(2)(完)』読んだ。恋に憧れはあるけど恋愛感情がわいてこない似たもの同士男女の交流を描く物語。社会通念となっているような恋愛ベースの人間関係に対して疑問符を投げてゼロベースで議論するというコンセプトがユニークな作品だった。オススメ。