『プリンセスお母さん(2)』読んだ。貴族ごっこをしたり一人WHOと自称し世界を憂う母親(アラカン)の奇行を娘である作者が描くエッセイ漫画。エキセントリックな母に振り回されながらも何やかんやで仲良しな作者ご家族の関係が微笑ましい。テンション高いギャグスタイルも好き。オススメ。
『ようこそにんげん しりもと作品集』読んだ。動物だらけの学校に転校してきた人間の少女が主人公の表題作を含む作品集。表題作はボケツッコミのスタイルは比較的オーソドックスながらネタが意外とグロいものもあり独特。後半の『教えて!しろもと博士』はツッコミ不在でボケる作者本来の方式。
『雑貨店とある(2)』読んだ。イートインスペースにて旬の食材を使ったスイーツが楽しめる雑貨店を舞台にした群像劇。柔らかい絵柄と温かいお話、素朴で優しいスイーツの描写がマッチしておりほっこり癒される。2巻後半からは過去の話に出てきたキャラクタの再登場もあり人間描写に深みが増した印象。
『かみあそび!~カードゲーマー少女の日常~(2)』読んだ。特に熱中できるものがなかった女子高生が対戦カードゲームの世界に足を踏み入れる物語。カードゲーマ―の異常な思考や行動が興味深い。ボケとツッコミがハイテンポに繰り広げられるワチャワチャしたコメディも密度が濃くて楽しい。
『月刊トリレンマ(1)』読んだ。マイナー漫画誌編集部を舞台に新人編集者と敏腕副編集長の奮闘を描く物語。漫画家を上手くコントロールしてモチベーションを引き出す編集者の様子など、漫画編集部のお仕事がエンタメ強めかつ熱く、ドラマティックに描かれており面白い。すごくオススメ。
『平和の国の島崎へ(9)』読んだ。国際テロ組織の工作員だった男性が一般人になり平和な日本で暮らす物語。主人公が圧倒的な能力で他を寄せ付けない展開は爽快。一時的ながら工作員活動を再開させられた主人公が日本での生活と自身の変化にどのような折り合いをつけていくか楽しみ。オススメ。
『衛府の七忍(9)』読んだ。異形の鎧を身にまとう怨身忍者達が悪を討つ江戸トンデモバトル物。一人の人物に仲間達の力を集める、という展開が山口貴由作品らしい切り口と表現技法で描かれており大変熱い。役者は揃ったが今後彼らがどのように動くか全く読めない。次巻以降の展開に期待が高まる。
ゆづちゃんとまこっちゃんが作中でどんどん仲良くなっていく過程も最高です。
#スキップとローファー3巻応援
『まれなひと』読んだ。ツイッター漫画を中心にかなりずれた人々を描くコメディを詰め込んだシュールギャグ作品集。思いつくけど絶対にやらない行動や思考が繰り広げられており、理解不能ではないが意味も分からない絶妙な不条理具合。ネタに当たりはずれはあるが打率もそこそこ高い。オススメ。
3巻でいうと、女子会編も最高ですね。仲良くなった4人のやり取りが大変微笑ましい。
#スキップとローファー3巻応援