『売れない作家の妻ですが』⑧
売れない作家は兼業じゃないと生きていけません。そして、兼業であるためには、作家以外の仕事も真面目にやらないとダメだと思っています。「オレの本業は作家だ! 会社員なんて片手間だぜ!」だと、多分、どっちも失敗する気がします。
ついに…で、できた…百合姫コミック大賞に投稿するための漫画が…。
再掲載『売れない作家の妻ですが』その5
「書き下ろしの単行本」が完成間際で出ないことになったときの話。実話です。どうしようもなく悔しい思いになりました。企画やプロット段階で合意がとれているのに、できあがった原稿を見てやり直させようとする編集者って、私は嫌いです。
『売れない作家の妻ですが』⑫
「つくり続ける」ために必要な「終わらせる方法」があると思っています。
もちろん、「心残り」は手抜きや雑な作業を意味するわけじゃありません。「別の可能性を残す」というニュアンスです。
※今回は1ページだけです、すみません。
更新しました。|川崎昌平 重版未定 第27話:フリー編集者・その3 http://dotplace.jp/archives/28278
【宣伝】新刊『私の東京藝術大学物語』のサンプル第2弾。「二次試験でポートフォリオを提出せずに先端芸術表現科に合格した」藝大生は、後にも先にも私だけらしいです。「前期・後期日程の両方で国立大学に合格した」人間にも私以外に出会ったことがありません。#COMITIA128 #コミティア128
『匿名発言規制法案(仮)』の草稿(2)。
「知識の無いやつは発言するな」と言いたいわけではありません。発信者と受信者がより対等な関係性を築くことが、結果として相互に利益をもたらすはずだ、という主張です。現状だと「匿名で言ったもの勝ち」の傾向が強すぎて、不健全な気がして……。
勝手に絶賛執筆中の『重版未定/取次編』より。「書店をつくる」ことのハードルの高さは現場にいると痛いほどわかります。「書店を維持する」ことの無理ゲー感も然り。でも、だからこそ「やりがい」があったりもするわけで。
【新刊告知】
新刊はPush&Reviewで紹介された「もちいくじ」の第2弾、題して「もちいくじ おもち発語辞典」です。
愛息の発語過程を絵と文でつづったエッセイです。
前作同様、川崎昌平・るびゑ合同本となります。
どうぞよろしくお願いいたします。
#COMITIA141 #コミティア141
『売れない作家の妻ですが』⑨(2/2)
契約書は作家の権利を守るものであると同時に、出版社に対する作家側の義務も明確にします。「それって一長一短だよなあ」と……売れない作家としては思うわけです。まあ、書き下ろしの単行本で完成間近にご破産にされるとさすがに思うところはありますが……。