萩尾望都『11人いる!』の小学館文庫版(1976)を発掘。
表紙:新井苑子。
小学館文庫版名物・作者のあとがきと、小松左京の解説がとても良い。当時の時代の空気の証言にもなっている。
これらの文章から多くを学んだ。
既に若い労働者は少なくなり取り合いになっているが、こういう老人たちがますます増えるので、数少ない一部の若い労働者に負担が集中し、彼らは体やメンタルを害して倒れていくだろう。
そして俺たち氷河期世代も10年後には「AIなんか嫌いだ」などと言っているだろう。
初登場時の魚紳さん。
酒を飲んで不摂生なせいか、顔がむくんでアゴに肉がついている。
ひげもきちんと剃ってない。
顔の傷も後年より目立つ(傷はだんだん目立たなくなるものだが)。
カッパとか言っている。