んで、ギルモアの腹心ドラコルルの元恋人とかそんな感じで、進む道を違え、方や独裁側、方や抵抗側に分かれてしまった的な感じになる。ドラコルルもおそらくタレント枠、なんか適度に清潔感のある若手男性俳優か、ジャニーズ系が来る。キャラデザも変わる。
というか、性別代わって若い女性キャラになって、「こんな社会だからこそ、歌を忘れたくないの」とか言って、独裁者ギルモアによって歌を歌うことも禁じられたとか、そんな設定が追加されるのよ。
ちなみに、鬼滅が興行収入200億を突破し、邦画歴代興行収入トップ5が全てアニメ映画となったことを、「富野監督の予言が的中した」と言われているが、このページには続きがあって、「それはいつのことだ」と問われ、「来年だ(81年)」と返しているのね。
なので、「イデオンをスポンサーを騙して企画を通した」も、例によっての「演出」であり、実際はさすがにそこまではしてねぇだろというのは、その前段階を見ていたらわかるようになっているんだが、そこだけ抜き出すと、「これが史実」と思ってしまうものなのだろうと。
さらには「ガンダムを創った男たち」で再編集された際、丁寧な解説ページも作り、史実と本編との差を説明し、劇中にも登場するアニメックの小牧編集長などの寄稿も加え、「エンタメ・ギャグ漫画としてあえて史実と異なる描写をしている」ことを、前後編でしっかり解説しているのね。
「アムロの役をものにできず苦悩する若き日の古谷徹氏を、富野監督が腹パン&顔面パンチをかまして、『殴ったね』『二度もぶった』を言わせる」という荒唐無稽なもので、(ただし見事な迫力で魅せてくれる)、あくまで「フィクションだよ」というのを、一話目でちゃんと伝えている。
ハットリくん、「忍者」という要素を抜けば「田舎から上京しての、下宿先の家族との出会い」の物語ともいえ、案外、「まんが道」などでも描かれている2畳間の下宿時代の経験がフィードバックされているのかもねぇ。
「自分の命は特別だ」と考える者たちは、当然追い詰められても誰の助けも得られず、「命とは皆等しく尊い」とする主人公たちに倒される。もう何十年と続きながらも、その芯は一切ぶれていない。
そして仗助が「死ぬことはない」と救った億泰も、その後彼の友となり、最大の敵、吉良吉影との戦いで、起死回生の存在となるわけよ。
スピードワゴンは、ジョナサンの「甘さ」を「好きだ」というのね。二人がともに過ごした時間は短かったが、その友情は確かで、ジョナサンの死後、エリナや孫のジョセフを守り、自分の死後もスピードワゴン財団はジョースター家の力になり、勝利に貢献する。
ジョジョの悪役たち、それこそ四部最初の敵アンジェロって、救いようのないド外道なんだが、実は「常識」をちゃんと理解している。犬の糞を片付けずやりたい放題な飼い主に、怒っているの。「自分は糞を踏みかけた」ことを怒るのではなく、飼い主の公共道徳心のなさに憤慨している。
四部でさぁ、虹村兄弟との戦い、兄形兆に見捨てられて重傷を負う億泰、仗助はわざわざ、自分の身に危険を冒してまで彼を救うわけよ。その行動が理解できなかった億泰は、何度も「なんで助けた!」と問う、仗助はくだらなそうに「なにも死ぬこたぁねぇって思っただけだ」と返すのな。