「水星の魔女」における、スペーシアン>アーシアン>水星人のヒエラルキー構図って、
スペーシアン(東京都民)、アーシアン(埼玉県民)、水星人(武蔵村山市民)って感じかな。
だが、「そうしなければ進めなかった」な、悲しい人間の心の動機が、そこにあるわけです。
ちなみにこの「落盤」、中年男の記憶が正確さを取り戻していくにつれ、ギャグタッチだった序盤から写実的なそれに変わっていき、「鮮明」さを演出しています。
ゼークト(が言ったとされている)組織論を引き合いに出すまでもなく、組織のトップが「勤勉」すぎるのは危険なのだ。仕事を任せない、仕事を任せられないという現れ、一事が万事全てに目を光らせ、全てにかかわらないと動かない、トップと下位の間の「中間」がいない。
これは致命的。
「三国志」、五丈原の戦いで、孔明と睨み合ってた司馬懿仲達。ある日蜀軍の使者を迎え、なにげなく会話を振った。
「こんなにらみ合いの毎日では孔明もなにもやることなくて退屈してるでしょ?」
「なにをおっしゃる! 朝から晩まで働きどおしで、些細な案件にも目を通しています」
悪役・敵役には、「センタラルバルド」と八文字で濁音付きとすることで、「名前の長いやつがなんか悪そうなやつ」と刷り込んでもらえるようにしてますね。
小さな手間ですが、こういうのも実は「ストレスフリー」の一環なんです。
この流れで自作を持ち出すと、「なに”正しい例”みたいに言ってんだ!」とひんしゅく買いそうですが、私の場合は、
ブルー=男性・三文字・棒線付き
メイ=女性・二文字・濁音なし
クゥ=女性・二文字・小文字付き
ゼオス=女性・三文字・濁音付き
という風に、「文字の見た目」で差別化してます。
今回登場のドラゴン「邪竜卿」・・・前回までの「ゼイムチョウサ編」で、メイに素手で角を折られた魔族です。その後、本当に空中輸送の仕事をさせられていますw
そういや「悪魔くん」なんだが、先日「悪魔くん ノストラダムス大予言」を見つけて読んでたら、十二使徒(作品によって構成人員に変化がある)の一人が、コロナ禍で注目されたアマビエ様だった!?
なにげに珍しい正面からのアマビエ様w
まぁファンタジー作品で、どれくらいなにを突き詰めるかは、銭金の話にとどまらず、いろいろあるもんです。
ちなみに世の中には、「ダンジョンを探索して財宝を見つけたが税金がかかった」なんていやらしい話もあるそうです。
ホント嫌ですね!
戦争と平和、国家と民族、パンとジャムーー
交錯する戦後世界、機械じかけの看板娘は何を見るのかーーという内容でございます!