たまたま通学中に、通りすがりのおばさんに声をかけられ立ち止まり、それが校門の壁の影だったので、原爆の直撃を防げた。たったそれだけで命を分けた。
ちなみに1メートルも離れてない場所にいた影の向こうにいたおばさんは、即死だった。
そういえば、本日は10月4日、10(Ten)4(し)で、「天使の日」だそうですね。
ってなわけで、本作「剣と魔法の税金対策」から、最も会いたくない天使、「税金を徴収する」な税天使をどうぞ。
大河内一楼先生が携わるということで、今までの傾向から「ニンジャが現れる?!」という予想が出た「水星の魔女」・・・
なるほど、
「隔壁返しの術」とか、
「ミノフスキーがくれの術」とか、
「大気圏飯綱落とし」とか出るわけだな、全てを理解した!!
なにせポップ、「天賦の才能」や「幸運の補正」など、要は「主人公特性」のない主人公なので、全部自分の知恵と勇気で「勝ち取ら」なければならない。
女の子はそんなに甘くない。
惚れてほしければ惚れられるくらいがんばりなという、ある意味それもまた、「ダイ」のメッセージなのかも知れませんなw
劇中でポップ自身が言っていますが、彼自身はなんの当別な生まれでもありません。その彼が、成長し、ボロボロになりながらも、勇気を見出し、ついには大魔王の心胆を寒からしめるまでに至る。
まさに痛快です。
彼は、読者に「キミだって勇者になれるんだ」を伝える存在だったと言えましょう。
「臆病で弱っちいただの人間」なポップは、時に作中で、ダイ以上に「勇気」をテーマとした生き様を見せます。彼は初期構想のテーマの、ダイだけでな担えなかった部分を任された、まさに「もうひとりの主人公」だったのでしょう。
案外、そのコンセプトがリボーンされて、「勇者が一人じゃなきゃいけないなんて誰が決めた?」と、ダイの自己の勇者像を確立させるきっかけとなったキャラ、「奇譚の勇者」ノヴァに、そこが活かされたのかも知れません。
さらにその背後でボッシュ大尉が、
「だから言ったっしょーや! 悪魔の力なんスよガンダムは!!」と奇声を上げ、
霊魂となったアムロが、
「ボッシュ、もうホント、そういうのいいから・・・いいから・・・」と嘆息するオプションセット。
とまぁ、こんな感じで様々申し上げましたが、本当に我々の生活、つねに税金に見つめられていますね!
いやホント、もうちょい加減しろバカ!!!
・・・ちなみに、兼業作家の方の「印税」も、雑所得に分類される場合があるので、気をつけましょう。