実際、「ジョジョ」や「ダイの大冒険」で、ネットミーム化した元ネタなのに、「なんかネットみたいな会話している」って、原作を知らない層の感想があったりしたしねw
ぱっと思いついたので、本邦のギャグ漫画のエポック的作品とも言われる「すごいよマサルさん」。
狂言回し的ポジのフーミンが、「都合よく空いた席」がなかったことで、「めったに来ないマサルの席」に座ってしまい、物語が始まる。
普段から重り付けて体鍛えて、外したら本気出す的なのやってたのも、その程度の上昇値誤差にもならないと知って、もうなんか悔しさと恥ずかしさと無力感に襲われ、そう考えれば、酒にも逃げるし、同じ努力をしている我が子を認められんよなぁと。
「こち亀」のクーラー回、両さんの独身寮での部屋が、近隣のビルの反射光が一点に集中する形で、高熱どころか、発火の危険さえあるーーも、ギャグに思えたが、実際に「収れん火災」というのがあるらしい。
私は、それこそ「邦キチ映子さん」でもネタになってた、「山崎貴監督作品のタイトル法則」も、それを意識したもんじゃねぇかと思ったりした。
タイトルを基本「英単語」にして、覚えやすいギリギリに設定した、的なね。
あの話って、「IF」ものとして優秀なとこがあり、
「どっちを選んでも選択した当人の根本的問題が解決されていなければ破綻する」
「半端な妥協案は限られたチャンスを無駄にするだけで意味を失う」
の教訓的なとこもあるよね。
どれも現実に多く存在する問題。