なんで前のブームの嫌な話を蒸し返しているかと言うと、
来年は陰陽道/陰陽師ブームの再来の年になるであろうことが予想されているのに、それに逆張りしてヘイトふり撒く人や、『正しい陰陽道とは』とエンタメ叩いて悦にいる人がでるだろうから、
あなたみたいな人は昔からいますよと先に言って置く。
コミック版『東京BABYLON』でも帝都物語に触れているし、3頭身の加藤保憲のカットがのっていますよね。
安倍晴明の『晴』を『はる』と読むの、
漫画だと『DRIFTERS/平野耕太 著』で『はるあきら』と読んでいるけど、
1990年にコミックがでた『真夏の夜のユキオンナ/大山 玲著』の主人公、晴明がモデルの陰陽師系拝み屋『百拝晴明/もがみ はるあき』が『ハルアキ』とカタカナで呼ばれていて歴史が古い。
なんかこう、
本人には悪気がないのだろうけど、
俗人は
現実の宗教者の行動とかねちっこく言わないで、
『宗教者は戒律を守る』
という『情報』で満足して、憧憬の眼差しで見ろ!
みたいなことを言ってる人がいるなぁと、
思ったり思わなかったり。
言い伝えや禁忌は、それが ウソや迷信だから無視されるようになったのではない。
生活条件の変化などから無視せざるをえない、あるいは最初から 知らない人間の方が 大多数になった時、効力を失ったのです。
従って多くの人間がそれらを 信じている土地では、そういう不思議が充分まだ 起こり得る・・
そういえば、夢枕獏先生の『呪禁道士』は1998年7月発売で、中味はサイコダイバーの毒島獣太の話で、陰陽師のヒルコは登場するけど、呪禁道士は登場してないよね🤔
ちなみに、漫画『孔雀王』で『呪禁道師』の王仁丸が登場する2巻が発売されたのは1986年11月。
@IM9XYJrfZHj @satoshugen 別の伝では、40の手それぞれに真言があるとされていて、そちらでは観自在菩薩には変じないようです。
『布教をするなら、小学3年生にわかる内容で』と言いますけど、
小3に理解できる陰陽道/陰陽師の本がない。
かわりに自称陰陽師やナンチャッテ陰陽道の本があるのだから、
そちらに流れるのも仕方がないとも思ったり思わなかったり。
関係ないけど凪妖女先生の漫画『さくら』の土御門は仏教系陰陽道
陰陽師が主人公の『東京BABYLON』の原作小説は、同人誌『笑点5』に掲載されたときのタイトルが『日本妖怪巡礼団』で、
これは『日本妖怪巡礼団/荒俣宏著/集英社刊』からきているので、
陰陽師ブームの基礎は、やはり荒俣宏先生の『帝都物語』によって築かれたのだと思うのですよ。
十種神宝の祈祷文を五行神の『神言(しんごん)』としてるから、
天之五行神/地之五行神を祭祀しその名を称えて
『澳津鏡、邊津鏡、八握劔、生玉、足玉、死反玉、道反玉、蛇比禮、蜂比禮、品々物比禮。甲乙丙丁戊己庚辛壬癸。一二三四五六七八九十。布留部由良由良と布留部』と唱えるのもいいのかな。 https://t.co/fUs30SgzPS