藤子F先生、こういうところは単行本で真っ先に描き直すよね(笑。雑誌掲載時が1968年で単行本用に描き直したのが1971年なんだけど「何があったの?」ってくらい現代風に垢抜けちゃって。まさに万博前>万博後って感じだね。
#21エモン
僕は「強力ガントカン」がいつからちゃんと「イワトカシ(岩溶かし)」に直ったのかもすごく知りたいです(笑 https://t.co/okqufJTevP
藤子不二雄Ⓐ先生の一人称は「ボクちゃん」だったと大沢在昌先生がコラムで書いてたけど、それって飲みの席での照れみたいな感じで言っただけなんじゃないかな…と思ってたんだけど、ちばてつや先生の漫画内で一緒にゴルフするときにⒶ先生言ってたわ!ボクちゃん!
臣下キャラがベニショーガ>バウバウ大臣>ワンダユウと微調整を繰り返されたみたいに出木杉もライバルとしては微調整が加えられたキャラだと思うんすよね。結局、矢部小路の方向で行こうとしてもドラの場合は跳ねないんすよね。自発的にしずかの方を向かせずのび太が一人相撲する感じにしないと回らない
エスパー魔美って連載中のウェイトが相当高かったらしく同時期の他作品に魔美で使わなかったアイデアを転用したんじゃないかと推察できる話がチラホラあるんすよね。登場人物の年齢が妙にズレてたり謎解き話でその話だけ急にキャラの頭が冴えてたり。それ高畑さんの役だったんじゃ…とかちょっと邪推w
多分、藤子F先生が晩年に一番ノって描いてた作品ってチンプイだと思うんすよね。同時期のドラはかなり自分を奮い立たせて頑張って描いてる辛さも滲み出てきてるんだけどチンプイだけはなんか楽しそうというか。F先生ノってくると妙な悪ノリギャグが増えるんだけどチンプイにはその往年の輝きが残ってた
『モジャ公』のオットーは『新オバケのQ太郎』のヒョーロクさんに転生再利用された説。ビジュアルもやってることも同じだよねこの二人。
ふと思い出したけど21エモンのTVアニメってモジャ公のエピソードをちょいちょい拝借して使ってたけど途中のテコ入れでドラえもんの四次元ポケットみたいなのまでモンガーが使えるようにしてたよね(笑。多分こういう使い方(画像2枚目)がしたかったんだと思うけど。しかも結局ほとんど使われなかったしー
スネ吉が求めたのはこの瞬間。
そして師匠歓喜の姿とそれを後ろで見守る弟子のパーフェクトな構図。
た の し そ う
これが凡人(というか通常の人)の発想ですよ。不思議な道具を認識した段階で、あれをなんとかして自分のものにできないかなと考えちゃう。スネ吉兄さんはそういうこと1ミリも考えないからね。プロセスをなによりも大事にする粋人。あの人は深い部分で自分にすごく自信があるんですよ。
スネ吉兄さんのいい所は本気で未来道具と張り合うとこなんですよ。まずドラの存在を不条理と捉えてないのが劇中でも特殊なんだけど一番のポイントはそれを欲しがらないのね。現代科学と自分の知力(と財力(笑))で未来道具と真っ向勝負する唯一の存在なんですよ。手段を重視する正しいオタクタイプなの。