パーマン最終回のスミレの正体バラし部分って80年代の単行本で追加されたから、ドラのこのゲストエピソードが描かれた70年代の時点では正体をバラしてないスミレが待ってるんですよね。これは大分ニュアンスが変わる。
適正ということに対しての描き方が残酷で誠実なんですよね。そんな簡単に誰もが割切れるものじゃないというのもしっかり描かれていて。自分の目指した努力は間違っているのだろうか、とか適正に合ってないのに執着した末路とか。今みたいに皆が都合のいいことを言われがちな時代だからこそより刺さる。
スネパパはスネ夫が風邪をひいた直後のコマ。
大体トラブルが起きる直前か直後のコマだよね(まあそりゃそうだ)
F先生の作品でも60年代終盤~70年頭頃だとやっぱり宇宙船がロケット型というか上方向に向かって飛ぶスタイルがほとんどなんですよね。これがSW以後になると横方向に飛ぶ船型にガラッと変わる。現実世界でのスペースシャトルのデザインあたりの影響もあったのかもですが。
70年代終わり頃の藤子F先生、デススターのデザインがよっぽどインパクトあったんだろうね。デススターとかスターデストロイヤーとかフォルムが丸とか三角なんだもんな。巨大になるほど単純な形にした方が効果的だという。
ふつうの軽音部って部活ものとして突出した面白さがあると思うけどそれは読者がフィクションで気軽に味わいたいキラキラした何かではなく部活独特の空気が描かれてるからなんだろね。人に説明するのに何故かいい所が言えない,とかさ。これ柔道部物語の俺が好きなシーンと凄く似ててあっこれか!と思った