アニメ版ではよく言われる『きららジャンプ』。実際に漫画で登場したことはあるんだろうか。個人的に初めての漫画版の『きららジャンプ』。
『あくまにラブソングを!/みかりん』[きららMAX 2018年10月号]
謎の新人漫画家みかりんによる第3話。[姉がコミュ症]や[声が出なくなる]などは、デビュー後の雑談で語られたエピソードを踏襲していそう。実質最終話だが、また振り出しにみたいなみたいなオチだから続きも描けそうな締め方になってる。
原作でもしあわせ鳥見んぐネタはやってたけどアニメでもやったのかー、あとはゆるキャンネタかな⋯? https://t.co/g7Wcpap3J2
『しょーがくせいのあたまのなか』の石見翔子先生だ(世間的にはアニメ化もされた『かなめも』が有名かな) https://t.co/20X9ZvqjEW
『ノルグラサーガっ!/秋津たいら』まんがタイムきらら2011年6月号。
王立魔法学校で、一人だけ魔力ゼロのノールちゃんが巻き起こすドタバタギャグマンガ。魔法学校ものの定番ネタではありながらほのぼのした雰囲気がいいね。これも連載ならずかあ⋯
そして『魔神ガロン/手塚治虫』(1959-1962)。比較するのはサンデーコミックス版(1968)で、講談社全集版(1982)ではさすがに規制されてた。80sに入ると「キチガイ」は生き残れない。
60sの手塚治虫だと考えられなかった[キスシーン]。まあブラック・ジャックでも如月恵とのキスシーンはあったけどこっちはより身近に感じられるというか。手塚マンガの[恋愛二次創作]だとブラック・ジャックとピノコが定番だけど、このふたりのロマンスもいいのだ。
『コマ/水木しげる』[COM 1973年8月号]。
ある日宛名のない荷物が届き、開けてみるとなにかの部品が。さらにひとつずつ荷物届き⋯。それぞれの部品を組み合わせたら自転車が完成した。これはディアゴスティーニの先駆けでは?
そして第10章「クロバティア・ピティアルム」より。大都社版にはあった「クルクルパー」が講談社全集版ではごっそり消されている(よく見たら「タゴ作」も削除されてる)。「クルクルパー」はもはや生き残れないんだろうな。
『ブラックジャック』より「2度死んだ少年」「とざされた記憶」「2人のジャン」「植物人間」。手塚治虫が「ロボトミー」を誤認していたのは有名で、どうも「ロボトミー=開頭手術」だと認識していたみたい。それが「快楽の座」封印に繋がるんだろうな。