きららカリノVol.6入手したので、連載作品について見ていく。まずは『心臓の魔法』(Vol.3-Vol.6)。設定の特殊さはうららではりかもさんを知った人はかなり戸惑いそうかな。でも内容はわりと普通の学園ものなのよね。Vol.6の最終ページには「END」の文字があるが、これは他の巻でもある。未完…か?
加えて気狂いなどのセリフも問題視されたようで、単行本化の際には地名はイニシャルに書き替えられ、セリフも数か所改変されたんだとか。たしかにそれでも話は通じるだろうけど…。そもそも、この連作、3話で終わってるからか、話が強制終了されたかのように投げ捨てたみたいに放置されたままだ。
あまーさんの『ヒトより私はそれが好き!』(2016)ってどうやら単行本化されてないっぽいので掲載誌を入手。ちゃんと水着回も抑えてるしぬかりはない。連載期間は約1年と短かったが、少なくとも第1巻は出せるくらいの話数(12話分)はあったはずだが単行本化には至らなかったのか…?
『トリコロ』(2002-2005)。これはきらら版ね、電撃大王版は今のところ静観。広島弁キャラってわりと珍しい気がするな、思いつく感じだと咲の染谷まこくらい?
あと今作は「KIRARA MENU」の記念すべきナンバー1なのだ。このナンバーは案外知らない人も多いかも知れない。
『人間昆虫記』(1970-1971)のメインキャラ、水野瞭太郎の元ネタはイラストレーターの水野良太郎氏なのかな。1972年のCOMに水野さんかコラムを書いてる。漢字こそ変えてるけど同じイラストレーターだし、名前拝借したのかな。
こみっくがーるず最終回。やっぱり『まんが道』へのオマージュを強く感じるなあ。まんが仲間が集まって、時には原稿を手伝いをしたり、いろんな相談に乗ったり、アパートを去るものもいる。まさにトキワ荘だ。『まんが道』好きとしてはすごく楽しい。