いや、絵はまったく持って、稚拙としか言いようがない(というかデビュー前の諌山先生レベル)だが、ネームと展開の持って行き方があまりにも巧すぎて唸った……。マンガを読ませる能力は間違いなく「進撃の巨人」の諌山先生クラスだよ……。いや、マジでこの才能、大切に育ててほしい……。
長谷川先生の結び方、村田先生の「ヘタッピマンガ研究所R」の結びと一緒で、作画云々よりも最終的に漫画で何か伝えたい物があれば、作画手段は拘らなくてもいいじゃないかというのは漫画家という職業の根幹を突いてて興味深いよね。つまるところ、そういうのがなければ続けていけないという。<RT
話の冒頭での両津と纏のやり取りが完全に夫婦というか「家族」のやり取りなんだよな……。
そういう風に舵を切った上で、「荒唐無稽かつ破天荒な警察官」というギャグキャラクターの両津も維持していくよっていう証明のようなエピソードじゃん、1200話。
哲也の作画担当だった、星野泰視氏がマガジン創刊50周年記念で読み切りで載せた「サイボーグ009」、原作者以外の手掛けたリメイクの中でも新味を入れつつ、内容的にも出色の出来だったので、単発で終わらせるのはマジで惜しかったんだよなあ……。
国民クイズ
この理不尽さを描いておいてから、標的(主役)を殺したところで何も変わらない、というのも今の日本と繋がってるし、これを被害者側から言わせてるのもスゴいよね https://t.co/9mvA9r3cN2
鳥山明、基本ラブストーリーとかラブコメ書くのが苦手って言ってるわけだし、作風として強く影響が出ているのはアメリカンカルチャーのそれである事からもわりと根幹の思想はリベラル寄りではあると思うけど、基本これだと思うぞ<RPs
勇者先生、このページ見て、「あ、なんか凡百の新人とは違う感覚で漫画描いてる」感じをひしひしと受けた。普通、先生の車椅子を転がす擬音に少女の胸の鼓動を重ねる心理描写とか一線を画したものを強く感じたよ……
よく言われてる事でありますが、「NARUTO」1話のクライマックスシーンは「うしおととら」のこのシーンの丸パクリという噂がありますね……。
国民クイズ
この辺の下りは世紀をまたいで2023年現在の社会においても、ものすごく耳の痛い話。
連載当時(93年)にSNSとかインターネットを想定していなくても衆愚とその欲望の話をしているのはとてもクリティカルよね。
今年の5/23に完全版上下巻が出るようなので全容を知りたい人はぜひ購入を。 https://t.co/geIaiyWisB