実際問題、女子ってガッツリ好きな人結構いる。
ただ、「ガッツリメシに一人で入りにくい」「一緒に行く友達いない」って人も多いので、そのへんの心理を抑えながら、欲望を解き放つ感じが描かれてるのはかなりしっくりくるし、面白いです。
ご飯を食べるだけなのにカタルシスがあります。
ゆずちゃんのことも好きだけども一緒にご飯を食べに行く間柄以上に楽しみになってしまってる自分もいる(美味しいご飯とゆずちゃんのセットを何度も何度も繰り返すうちに、半ばパロゾフの犬状態になってる)というのが、このマンガの癖になるところなんですよね。
百合っぽいようなぽくないような塩梅
まず、普通に読んでいくと、多くの人はミミに注目すると思う。
謎の多い人物だし、すごい言われようだし、実際に強い。
それに対して主人公のシーナは劣等生。
ろくに魔法使えないし、ミミがシーナ気に入った理由も「ママみたいな匂いがした」と漠然としてる。(後に回収されるけど、…秘密)
ネズミ被害とかも平気で出てます。
作者がべとべと設置して捕獲したときには、20cmの巨大ネズミがとれたそうです。
ポケモンではコラッタが30cm,ピカチュウが40cmだけど…20cmの謎の生き物が家を這いずり回ってたらもう十分怖いんだよなぁ…。被害深刻やし…。
1巻後半から2巻にかけて別のウサギも出てくるんだけど、洗脳が解けてまともなこと言う取るやつもおるんよ…。
90%以上ギャグマンガなんだけど、社畜すぎることが当たり前のウサギを描くことで働き方の話とか、上司と部下の話とかが遠回しに描かれていたりする。
そこが意外と社会派
二村ヒトシと上野千鶴子が蜜月な時点で、男の自称フェミほど危ないもんはないと思ってる。
まあ、フェミに染まる人が危ないのは、ポジショントークでもいいから歩調をあわせる人を崇拝する傾向なんですけど…伝わらないと思うから「バカだからわかんないんでしょ」としか言わない
どれほど再生数に差が出るかわかんないけど、サムネを微調整してよくなった…はず。
サムネの画像みて「ええやん」と思った人はよかったら動画も見てね
https://t.co/KVPclFAcwM
でも、この作品…特にマンガ版は誰がどう見ても「色モノ」な作風なんだよ。
描いているテーマが働き方の話で、人手不足な業界が人を集めるために折れ始めた世界の話なのにだよ!?
「お前ら」が喜ぶかわいい女の子がもうやりたい放題の作品だから…社会派として評価されてない…。
オタクって好きな子に一方的にカワイイカワイイ言いまくるの好きな生き物だし、好きなことについて喋りだす(考えだす)と際限ない人多いから…ヤバイやつ感倍増なんですよ。
それだけに、読んでいて、エモさ倍増!
愛情表現してる男に共感できてしまうと魔王様も自ずとすげーかわいく見える。大発明
そうなるとややこしいのが、人間は年頃になったら女性として魔王を見るけど、魔王は「お母さん気分が抜けないし、寿命さもあるし、種族も違うから惚れられても困る」…という不思議現象が起こる。
異種愛の業の深さであり、愛の重さが一番乗っかる設定をこの作品では採用されてるから…尊い