他にも、急がないでゆったりって…なんか「素早くテキパキと」に比べて人生損してる感じがするけど、自律神経的にそっちの方がいいんだって。
そして、そのイメージ図に出てくるのが
「ごきげんよう」
と言ってる人の姿。これもう【お嬢様】やんと
一見全く別の要素だけど…2巻を読むと、
「異世界に飛ばされた妹」
の話が出てきて、主人公以外にも異世界の話が繋がっててきます。
主人公とメリーさんの電話以外でも異世界と現世が同時進行で繋がりながらストーリーが繋がっていくすげーマンガ。
タイトルオチだと思ってたのに、思いの外壮大
で、『異世界おじさんを非モテセガオタクおじさんじゃなくて、メリーさんでやりたい作品なのかな?』
と思ったら、3話では主人公が住んでる家に新キャラ(地縛霊)がでてきて、
『異世界おじさんもやりながら、ハルヒもやるのか!』
というぐらい主人公の周りに変な人が集まっていく
ところが、この先生は
「流行らない店を見て、そこに気づかない料理人を見てほくそ笑むのが好き」
という底意地の悪い性格をしてます。
文豪で食通(であくどい)ナツメ先生は
「うまいけど、流行らない店」
を紹介しながら愉悦に浸る目的で仕事を引き受けてましたが…
「これだからゲーム作りはやめられない」の面白さって
・主人公の飯島さんがお仕事マンガには珍しいほどダウナー
・他人と一緒に働く刺激と大変さが描かれてる。
・ネット発のマンガなのにしっかり単行本向けに微調整されてる。(本編では無邪気に働く南くんも、やつれてネタになること多かった)
一番、トラウマによる体調不良がひどかった時、この状態でしたねぇ…。
脳みその横がずっと痛くて、動悸がして
「死ぬんじゃないか?」
と本気で思うぐらいの痛みと不安感が1ヶ月?1ヶ月半?ぐらい続いて、これで『絶対許さん』と思うようになりました。
優雅系お嬢様は
・悪口言わないし気遣いできるけど、ブレない
・ゆったりだけど早め早めに行動してて、朝も早い。
・結果、朝に花のお世話とかして、先生や後輩に挨拶してる。
・姿勢が良くて、下を向かない。
など自律神経にいいこととして紹介されてることがことごとくお嬢様なのがツボった
例えば、このシーン。
私、笑顔やポジティブを強要する言説がとてもキライだったのですが…
「感謝自体の内容とか関係なく、その方が健康的っすよ」
という自分のための理由をいただけたことで、すごく飲み込めたんですよね。
他人を一旦おいといて「自分の健康のため」で考える発想がとても好き
もうちょっと1話のことを丁寧に言うと、メリーさん自体のキャラを
「東北から主人公が一人暮らしする東京まで常磐線でぶらり旅しながら上京してくる」
というほっこりシュールにキャラ立てもされてます。
だから、「この子のゲーム実況ならそらおもろいやろな」となってからの異世界転生。ここまで1話
こういうやつ知りすぎてるからわかりみが深い。
そして、この本では言及されてないけど、営業マンが一番こういう人が多い。
物が売れるのは100%自分のおかげだと思い込んでる営業マンがくっそ多くて
「君にはコミュニケーション能力がない。信用なんて築けるはずがない」
とか平気で言う三流がいる