で、流れで『違国日記』の最新話を読んだらこれも創作の話で。わたしはこの作品の絶対に甘くない甘さ、諦念を飲み込んだ先にある希望が大好きなのだけれど、世界に絶望しながら世界を抱いて変えようとする話に感動してしまった。
『さんかく窓の外側は夜』:残念ながら合いませんでした。黒沢清に多大なリスペクトを捧げた作品をまったく黒沢っぽくない映画で観るのはつらく、原作未読の人なら「心霊ちょっといい話」な後半も受けつけるかもしれませんがヤマシタトモコの世界観と乖離していて、原作ファンには辛すぎました。
それにしても生理の詳細ってどうしてここまで語られないんだろう。たとえばマンガであれば生理がプロットの根本に関わってくる作品って安永知澄『やさしいからだ』くらいしかパッと浮かばない。
風俗の話は聞いててつらい。『親なるもの 段崖』の世界がどんどん近づいている。人類の過去に起きたことは未来にもずっと可能性として付いてくるんだなぁ。 #NHKスペシャル