旧暦の応永30年(1423)8月18日、室町幕府将軍足利義持から常陸佐竹祐義に御内書が発給された。
桃井宣義・「上杉五郎」両人に武家御旗が授けられ、鎌倉公方足利持氏征討の大将として鎌倉府分国へ発向したという内容。
「上杉五郎」とは、上杉禅秀の遺児、犬懸上杉憲顕(憲秋)である。
#犬懸上杉氏
@aotani123 黒田基樹編『関東上杉氏一族』所収山田邦明「上杉房定」を見たところ、かつて井上鋭夫氏が能景が房能から能字を与えられたとされたが、能景の名は房能元服前から使用しているので、それはありえないとの事。