【Captain America #250】
「キャプテン・アメリカ」をロック解除のキーにしたため、ぼやいていた囚人による脱獄騒動が起きた刑務所。
それから彼らは、新たな警備システムを確立。それが通用するかどうか、キャップに実際に牢に入ってもらい、「脱獄」を試みてもらう…
なんか濃い内容の号だ
漫画版【仮面ライダー】最後まで読んだ。
「13人のライダー」「本郷の死」「10月計画」と独自路線へと進みつつ、一文字ライダー編に入ると雰囲気はシッカリ明るくなるのね。
何なら特撮版よりコメディ増し増しなのだが、とはいえ強いメッセージ性は健在
ライダーに憧れる病気の少年の下へ、あえて変身後の姿で訪れる一文字。あれは本物だったのか。少年には知る由もないのだが、一文字のその心に「仮面ライダー」を見る。
が、ここで話は終わらず、少年は思わず「機械の体」への渇望を口にしてしまう。
心が人を強くするのか、機械が人を逞しくするのか
有名な10月計画にしても、「政府の野望」とよく言われるのはガセで、あくまで「ショッカーが政府の新発明を利用していただけ」とは確認できたのだけど、
しかし物語全体を通じて、当時の社会、政治への不信が盛り込まれていて、「仮面ライダー」ですら無力感にさいなまれる
でもやはり、「怒りのパワー」とは中々火を灯しっぱなしとはいかず、平成や令和とまでいかずとも、初代ライダーの作中ですら、その方向性は様々に変化している。漫画版と特撮版でも、やはり姿は違う。
「時代」と共に姿を変え、しかし、たしかに「やって来る」のが仮面ライダーなのだろうか
漫画版【サイボーグ009】を読み始める。
仮面ライダーにしてもそうだったけど、「この時代だからこそ」の力強い反戦メッセージと未来への不安に始まり、「だからこそ」それをかき消すヒーローが生まれるというのは、惹きつけられるものがあるね
とりあえず、0013戦まで読んだ。
戦う運命にあるサイボーグたちが、優しさや友情をもって、わずかに心を通じ合う…と今の感覚で言うと「ベタ」ではあるけど、
しかし機械人間になる悲哀や、それでも強く正しく生きようとする009たちの姿がちゃんと描かれてるので、ドラマとして味わいタップリ
サイボーグ009、なんとなくのビジュアルしか知らないので、まずはみんなの名前と能力覚えないとな。
今のところ、「仕事人!」って感じの全身武器人間004が好き
むやみに「未来」不信を煽るばかりじゃなくて、たとえばジョーが新幹線と並走したりして、ちゃんと機械の世界にも暖かみというか、希望というか、そういうものを演出してるのも好きだ
掲載誌が違う都合もあるんだろうけど、ここの二話がほぼ焼き増しで。(絵も一部だけ新規で、あとはコピー)
読みながら、「あれ?俺この話知ってるぞ?」と混乱するなど