と、3巻で結構骨格がしっかりした物語でした
これより先は購入しながらのんびり読みます
一巻、二巻の幻影魔族やクヴァールの話も好き
特にクヴァールは80年前はあれほどの力を持ったゾルトラークも完璧に解析されて古い魔法になってしまったのがまたクヴァールの哀しさを語っていて
だから「アウラ、死ね」ではなく「自害しろ」なのは、アウラのしてきた行動の意趣返しなの
北斗の拳とかでよくみるあれ
恐らく後ろに立つ首無しの騎士たちは同じ様にアウラに自らの首を落とす形でああなったことを示唆しているシーンでもあるのね。特に意志の強い勇者の気質を持った騎士たちに対して
だから「ヒンメルはもういないじゃない」はフリーレンの怒髪天に触れた(ってのが後々語られるのかな)ってのもあるけど、「生者」としての拠り所たる勇者一行の中心を否定することは言い換えればフリーレンの物語そのものの否定なのね
フリーレンの「生」を否定するのは生物の「生」を否定する事なの
こうなってくるとフリーレンのアウラら魔族に対する感情も説明できたりする
魔族って別段フリーレンが倒すべき存在でもないのよね。フリーレンという人物は冷たいやつではないが情に絆される奴でもない
ではなぜ魔族を憎むか
それは色々あった結果
「死を冒涜する者」
でしかないのよね
だからクラフトとフリーレンの会話はこの物語の本質をついているのね
ただ彼らの違いは相棒と呼べる相手を半世紀のうちになくしたか、悠久の時に消えていったか、でしかない
クラフトはある意味「フリーレンのいずれなるであろう姿」として描かれているのね(別に筋肉ムキムキになるわけじゃない)
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#ガチで泣いた漫画教えて選手権
RYU FINALのこのシーンかなぁ……
雌雄を決する戦いに相手を破壊することを選べない甘い男だから見える世界がある、ってのはアホみたいに全力投球しかしてこなかった自分に伝わるようで
#ガチで泣いた漫画教えて選手権
野球漫画なら個人的にはドカベン、高一夏の甲子園の
明訓vs通天閣
通天閣の坂田も負けられない理由がありながら、それを同じく負けられない理由があった北が上回った瞬間
いつも明訓五人衆が主役じゃないからドカベンはいい
君はその著作物に対するなんの権利があるのさ、って思うところ
法律違反なら通報すればいいだけだ
結局これなんだろうね
#読んで人生が変わった漫画
RYU FINAL
リュウという男を通して一つの道をどう進み、どういう結論を見出すべきか、を書ききった怪作
長い間SFのキャラクター像に影響していたのはこの大地をを踏みしめたような作品があったからこそ
「確かめてみろ」で笑う人とは多分永遠に仲良くなれません