実はるりこがもらったこの口紅が"姉"のナッちゃんが今日子さんにあげたものだった、というところからタイトルの『姉の友人』にあるナッちゃんと今日子さんの関係が語られていくのですがこのパートがとても素敵。
人を好きになる楽しさから、好きでい続ける難しさ、さらにその先が描かれます。
作家として暮らしている才女です。
そんな今日子さんに惹かれていくのが"妹"のるりこ。
今日子さんにもらった口紅をつけて街へ出たり、その途中で知らない女性とキスしている今日子さんを目撃して自分の幼さを思い知ったりと、今日子さんへの初恋を通じてるりが大人の階段を登っていく様子が素敵。
李琴峰先生先生『星月夜』は7月15日発売とのこと。
表紙がとても美しいですね。
帯に寄せられている綿矢りさ先生の言葉も素敵。
「彼女たちは、かけがえのない、自分たちだけの言葉を発見する」
発売が楽しみです。
「社畜系OL × 落ちこぼれ魔女」の同居生活を描く社会人百合。
市川なつを先生『みーちゃんとアイリ』第10話。
"離れがたい"と思う心模様が描かれた素敵な回。
まだはっきりと口には出してはいないけれど、胸の中には既に存在している互いを大切に想う気持ちが垣間見える描写が多くて萌えました。
さと先生『神絵師JKとOL腐女子 2』読了。
同じジャンルを愛する読者(OL)と絵師(女子高生)がSNSで知り合い、リアル空間での対面を経て恋人になっていく様子を描いた物語。
遠距離恋愛特有のなかなか会えないもどかしさや年の差を乗り越えて進展していく様子が素敵です。
須藤佑実先生『夢の端々』最終話。
女二人のほどけぬ運命を遡る本作品もついに最終話。
互いに焦がれ続けた青春時代を遠く振り返るセリフは一見切ないのですが、「空気に溶けて見えなくならぬよう」にとミツが取った行動が切実で胸に刺さります。
単行本は上下巻で秋に発売。
待ち遠しいです。
藤本タツキ先生『チェンソーマン』最新話。
クァンシ様のセリフがとても素敵。
南Q太先生の『あたしの女に手を出すな』を思い出してしまいました。