百合作品における"終電"シーンの描写を集め始めました。
そのうち終電特集をやろうと思っています。
※たみふる先生『付き合ってあげてもいいかな』
「私たちは同じじゃない。でも私たちは一緒よ」
「あなたからもらう喜びは私の中にとどまって私を幸せにする」
などなど。
想いを伝え合う二人のやり取りがとても素敵です。
事前準備の足りないままやってきて地雷を踏んだ新卒社会人・久瑠美の心をへし折り、さらには肉体を弄んだ脚本家の朝倉さんでしたが、
しおやてるこ先生『変と乱』。
クラスのカースト最上位に君臨する莉子、そんな莉子に反旗を翻し孤立する私、莉子が唯一苦手意識を抱く絵美という三人の女子高生が織り成す物語。
最新話で明らかになった莉子と絵美の関係が素敵。カースト最上位に君臨する莉子の顔が歪むほどの莉子の執着に震えました
さと先生『神絵師JKとOL腐女子』完結。
素敵な物語でした。
遠距離恋愛から始まって同棲にいたるくだりとても好きです。
通信機器の発達で距離を飛び越えられるようになったけれど、それでも求めるリアルな存在感や人肌の温もり
「あなたにここいいてほしい」
という感情が丁寧に描かれていて
表題作『セイキマツブルー』の主人公・高坂と遠峰の間にある溝は、魚喃キリコ先生『blue』において桐島と遠藤の間に生れた溝と成り立ちにおいて類似性を持ったものなのですが、『blue』では可視化されなかったそれが『セイキマツブルー』では形をもった不気味なものとして高坂にも読者にも見えてくる。