9月24日(月)21時~
「食欲の秋 ご飯を一緒に食べる百合シーン特集」は甘々、ほのぼのから殺伐までご飯を食べるシーンだけを沢山見ようかと思っています。
オススメのご飯シーンも募集中。
※画像は榎本ナリコ先生『センチメトの行方②』の殺伐百合ご飯。
薔薇をモチーフにした作品が内包する二面性について述べてきましたが、『さよならローズガーデン』にも対照的なモチーフが沢山出てきており。
たとえば作中で出てくる二つの場所。
郊外を思わせるローズバロウハウスとロンドンの繁華街。
そう願いながら孤独な日々を送る彼女の前に現れたのは、かつてミュージシャンとして活動していたという女性――岩井節子(いわい・せつこ)。そしてふたりは距離を狭め、肌に触れ合い、恋に落ちる。――それは、秘め事ばかりの恋愛風景。
よくよく考えたら。
気にかけていた弟子・ライザが本当に命を落としたのか墓を暴いて確かめるオーゼン。
すごく切実な百合ですね。
つくしあきひと先生『メイドインアビス』
『あの娘にキスと白百合を』
~各巻CP紹介②巻~
風紀委員 × 校則破りの常習犯
共犯関係から始まる先輩後輩百合
秋月伊澄は校則で禁止されている自転車通学の常習犯。
ある時それを先輩風紀委員の日下部千春に見つかるが千春は学校には報告していないようで?
という二人の共犯関係のお話。
『半身』の新カバーを担当された松浦だるま先生といえば『累-かさね-』。
恋愛ではないですが、人生を奪い奪われる累とニナ、母の代から続く因縁に翻弄される異母姉妹の累と野菊、一度は累によって夢を奪われそして累によって夢を与えられる幾など、異様で濃い関係が描かれていて個人的には大好きです
中山可穂先生の人妻百合作品がお好きな方には、小池田マヤ先生『放浪の家政婦さん』をオススメしたく。
忘れることのできない愛した恩師(人妻)を、形見の煙管を咥えながら思い出す主人公・里の
「理屈じゃないのよ」
「その人に会ったとたん世界は急に輝いて見えた」
という言葉が素敵。
マツキタツヤ先生、宇佐崎しろ先生『アクタージュ act-age』。
真逆の個性を持つがゆえに現実空間では友達になれなかった夜凪景と百城千世子の二人が、カレンとケイコという役を演じる中で深い信頼関係で結ばれていく姿。
エドワード朝期の主人とメイドを描いた森薫先生『シャーリー』にも
「ずっと」
という言葉で時を超える思いが描かれておりますが、そういう百合がお好きな方にオススメです。
安野モヨコ先生『後ハッピーマニア』。
高橋に離婚を切り出されたシゲカヨが
「ちょっとコンビニ行ってくる」
と言ってそのまま新幹線で大阪のフクちゃんの家に行くシーンがとても素敵でした。
新たに二人のやり取りが読めて感動。