手塚治虫はあれだけの天才なのだけど、手より頭がさらに天才だったのだと思う。対水木しげる作品としての「どろろ」対吾妻ひでお(ロリコン)作品として「プライム・ローズ」。相手の本質を見抜き、その弱点を補うワンアイディアすら加える。だが超人的作画力を持つにせよ、右手は一本しかなかった。
この印象をぜひ記録したい。当時は超科学のデザインを、発想を飛躍させ、むしろ古代美術から持ってくるのが流行っていた印象がある。要するにフォン・デ二ケン的超古代の世界感が共有されなくなったのではないか。直近ではもちろんザルドスも挙げられるだろう。 https://t.co/Gxgs4qu0Oq
これ修学旅行の途中の土産物屋で立ち読みしたんだよな。B級なのに面白くてびっくりした。あの時買っとけばよかった。今もの凄い値段になってる。
山岸凉子による性のイメージ。本当にこういう世界がイヤなんだろうなあというのが滲み出ているよう見える。男には決して見えない世界を可視化してくれてありがたいと思う。ああイヤだなあ。イヤだろうなあ。でもオレたち結局ここにしかいないんだよなあ。申し訳ないなあ。