たとえばこのような視点で「戦争に突入した日本人」というのを見る。しかしおそらく、このどこにも当時の我々の大多数はいないのだ。コロナ渦中のオリンピックがそうであるように。状況の中にあって思うことはあれど、自ずから口をつぐまざるを得ない。これを我が身に思い知らされるのが地味に沁みる。
見本誌がまだ届きませんが、ゲームラボ最新号に「8bit年代記」多分掲載されております。偶然X68000が盛り上がっているタイミングでこの内容。きっと他にもいる。68に憧れて、買ったはいいけど使いこなせなかったバカ。
突き詰めて言うと、多分何を話しても「ずっと●●の話してる」と言われるのよな。だってこういうおばさん大抵「話がしたい」んじゃくって「話を聞いて欲しい」「共感が欲しい」んだもん。
ちなみに「8bit年代記Stage02」におけるPCエンジンの好敵手(考えるな感じるんだ)セガマスターシステムの扱いはこちら。
これさあ、本当に襲ってくるバージョンを作るべきだと思うんだ。権利がややこしいけど、ジャッキー・チェンがいいと言えば通るんじゃないかな。多分。
なにしろ平井和正&桑田次郎なので、60年くらい経た今見ても特におかしなことは書いてない。内部メカも様式的に処理してるので古さを感じさせない。逆につまらん。
島耕作のスタンスとしては、マンガで文革期を振り返った「チャイニーズ・ライフ」が思い浮かぶ。要するにこの現場猫である。過去については「オレじゃない」「アイツがやった」「知らない」「済んだこと」と切り捨てつつ現世利益に執着し、その自己を肯定するのに躊躇がない。まあ辛かったんだろう。