あきらかに何かおかしいのである。多分何か間違っている。それが気になる。ツッコミたい。実はフィクションにはこれこそが大事なのだ。リアリティなんてものは、あくまでこの次である。だってやっぱ変だろう。みんなそう思う。絶対忘れない。
「マシン語の壁」「C言語の壁」みたいなのがあって、実はX68000も壁の一つだったと思っている。持ってたよ。MFGED使い倒したよ。けどX68000が自分の右腕だったかといえば「…」なのだった。
①元々は上泉信綱の逸話である。幼児を人質にした強盗を捕らえるため近くにいた僧に袈裟を借り、頭を丸め変装した。②「七人の侍」で黒澤明が逸話を元に映像化した③ゆでたまごがキン肉マンで換骨奪胎を試み、マスクかぶった超人が袈裟の代わりに黒ペンキ染めの服を着た牧師とした。②→③の異次元感。
お蝶夫人や、キャプテンの丸井のことを忘れてはならない。マンガはこんなにも発達したのに、この種の魅力的なキャラクターを滅多に見かけない気がする。
「械魔の街」曽根宏造 30数年前の同人誌より。作者は当時16歳だったとあるが、未だにここまでの完成度をもった宮崎駿の完コピを見たことがない。この後を知らないのだが、作者は今頃どうしているだろう。
「とんち…」
「そうだこれはとんちだ」
「暴力じゃない」
「とんちならいくら使ってもいい」
「ヌンチャクもとんちだ」