ゴブリン公爵は85年。マグマ大使が人気を博した経験からこのような都市破壊シーンを採用したと想像ができ、必要十分な描写とも思う。ただ時代はすでにAKIRAの洗礼を受けていた。こんなん普通やってらんないけどやる。大友克洋本人さえ大変だからやめちゃったこの世界をずっと描いている奥浩哉は偉い。

我々はまさにこれをやったのだと思っている。子供の楽園から出ることを拒否し、時を止めたのだ。時の止まった世界はユートピアだ。子供部屋から出れば楽園は終わる、ウソ金や騙し合いや…そしてブラック企業の奴隷になるのだ。

たまにはクリスマスっぽいことをやろうと発作的に思い立ったので、旧作をアップします。 超々ゲーム少女ユーゲ「ユーゲのクリスマス」①

（ただのニートなのに言うことがデカい）

（今見たいもの） 話がさっぱり進まないので今週からゆでたまご先生にバトンタッチされた「ベルセルク」が、明らかにデタラメな展開なのだがとてつもなく面白い。

オレ今やることあって忙しいんだけどな。こういう時やらんでもいいしょーもないことをやるのが実に楽しいよな。

だからテッカマンブレードだって。

「ゴブリン公爵」の燈台鬼は、本来殷の饕餮文をデザインに活かし、かなり意欲的なデザインだったと思う。惜しむらくは手塚治虫本人がだんだん描くのが面倒くさくなったのか、手癖の範囲内で描くようになってしまい、当初の魅力を失ってしまったように見える。

CYBERブルー（88）のオートマルチラウンドマグナムマシンガン・サラマンダー。意欲的なアイディアだが、銃を持ったヒーローを発展させると銃が凄いのか射手が凄いのか分裂気味になって、それほど人気が出なかった。包括格闘術を構築したリベリオン（03）のガン・カタがいかに画期的だったかわかる。

隙を見てさらにもう一杯。

「ドリームキャストはもうじき9900円になるぞ」