[読書記録]史群アル仙「史群アル仙のメンタルチップス〜不安障害とADHDの歩き方〜」秋田書店 2017年。
ADHDは多動性、衝動性、不注意、過集中。
双極性障害の誤診で飲んだ薬が副作用を起こす。作者が「ゴミクズの時代」と呼ぶ廃人のような日々が衝撃的だ。
[読書記録]赤塚不二夫「ひみつのアッコちゃん完全版1」河出書房新社 2009年。
改変前の1962年りぼん掲載時の状態が楽しめる。
「テクマクマヤコン」は無し。最初はなりたい人を逆さに言う。それが面倒だったようで途中からなくなる。俯瞰の構図や、初期の少女漫画的造形、など見所満載。
「少年小説体系別巻3少年漫画傑作集一」1993年 三一書房。680ページ。分厚く重い。
芳賀たかし「人類物語・坊やの密林制服」昭和14年、真面目な丁寧なつくり。
大城のぼる「愉快な探検隊」昭和8年(1933年)この頃は田河水泡の亜流。
謝花凡太郎「まんが忠臣蔵」これぞナカムラマンガ。文字制限。。
[読書記録]芳賀たかし「ぼくらの燈台・五少年漂流記」2005年 創風社。中村書店1940.1942年の復刻。
前者はマンガ、後者は絵物語。
ズレた色刷りの具合がイイ。
[読書記録]川崎昌平「労働者のための漫画の描き方教室」春秋社 2018。
「生きるという行為を、どれだけ豊かにするかを私は考えており、その方法論のひとつとして漫画を描くというミッションを紹介したいのである。」
なにしろ漫画を描く動機と目的の説明で170ページ使ってる。
[読書記録」谷口ジロー「遥かな町へ 下」小学館 1998年。初版。
やっと下巻を読めた。出奔する父を引きとめることはできなかった。しかし残された母は実は父の心情を理解していたことを知る。苦くて清々しい不思議な読後感。
[読書記録]Q.B.B(久住昌之、久住卓也)「古本屋台」集英社 2018。
滋味溢れるマンガ。どれが目なのかわからないくらいシワだらけのおやっさんの顔が好き。それと巻末の登場文献一覧が親切だ。
[読書記録]大島弓子「バナナブレッドのプディング」再読。初出1977年セブンティーン11〜78年3月号。
「わたしは三浦衣良 イライラの衣良と申しましょう」あ、懐かしい。
人喰い鬼が見える衣良ちゃん。
プディングは「はがしてしまいたい すりきずの かさかさ かさぶたの味がした」すご。
[読書記録]横山光輝「仮面の忍者赤影」サンデーコミックス 初版1970年。
週刊少年サンデー1966-1967連載。
当初は「飛騨の忍者赤影」であり、白影はおらず、凧に最初に乗ったのは敵忍者だった。
赤影の覆面も早々と取っちゃったのには驚いた。
[読書記録]杉浦茂「杉浦茂マンガ館3 少年SF・異次元ツアー」筑摩書房 1994年。
アンパン放射能1955年、赤色館の秘密1955年、ミスターロボット1959年、ゴジラ/大あばれゴジラ1955年、0人間1958年。
赤色館のラストはいつになく心悲しい。「気の毒な少年は天国に...今頃は 美しく笛を吹いているわね」