銃刀法違反で懲役3年となった漫画家花輪和一。グロテスクな幻想マンガを描いていたが、独特なリアリズムタッチで刑務所生活を描いた『刑務所の中』は傑作!この映画化で主演した山崎努は、「管理された生活は自分で何も考えなくて済むので、実はもう楽」と語っていた。うむ、怖い。
#ss954
→坂口尚としてはナチス=悪、連合軍、レジスタンス=正義などと単純な二元論では語れない混沌とした戦争の実像と、理想を掲げた筈の運動が瓦解していく、いわば普遍的な物語を目指したのでしょう。それがまさか冷戦の終結とその後に来る民族紛争、民族浄化、国家の崩壊を予見していたとは。
#石の花
坂口尚『石の花』。第二次世界大戦下、ナチスドイツに侵略されたユーゴスラビア。パルチザンに身を投じた少年をメインに、戦火に巻き込まれた人々の過酷な運命と、戦争利権に暗躍する者たちを描いた重層的な傑作。絶対悪も正義もなく、相対化されていく普遍の物語。傑作。 https://t.co/y5MF3lXxb1
日本の少女マンガファン、冒険小説ファンにとって「NATO」と聞いてまず連想するのは99%クラウス・エーベルバッハ少佐だろう。
青池保子さんのコメディ・スパイマンガの『エロイカより愛をこめて』のW主役、NATOの有能だが融通の効かない諜報部員。コメディだが考証はリアル。
#アシタノカレッジ
おお、『11いる!』主題歌流れた。ありがたや。これソフトや配信はあるのだろうか。大傑作ではないが適切な尺と名匠杉野昭夫のセンスのいいキャラデザインと、盛り込み過ぎない心地よさ。作画崩壊、設定倒れ、冗長な今どきのアニメとは違う古き良き作品。
#kimimachi
『ジャンボーグA』はTVの企画が固まる数年前にプロトタイプ的なコミカライズが、内山まもるさんによって描かれた。その時は子どもが操縦者だった。その後TV放送された際はそれに準じて再びコミカライズ。
#utamaru
そう、『帰って来たウルトラマン』の復刻版で内山まもるさんはインタビューに答えて「ウルトラマンの身体のラインは女性的に描いている」と。
だから内山さんの描くウルトラ戦士は、みんなほのかな色気やたおやかさ、優しさがある。そこに惹かれた。
#utamaru
まあでもキノコというかみんな知ってる、みんな大好きな菌糸SFはやはりこれ。ナウシカで虫や菌糸、キノコ、粘菌好きになった研究者は少なくないはず。
#utamaru
いやいや猫の暮らしは凪じゃないでしょう。大島弓子さんの作品を読むと、大変だと思う。
というか捨て猫を保護してる大島さんの心はいつも心配の嵐たよ。
#utamaru
両親が若くしてヤマギシに入信、そこで生まれ育った高田かやさんの自伝コミックでもコミューン内での教育係の酷い暴力や、若い女性が年配男性と結婚させられるとか、異様な「規律」にビビる。
#ss954