最近もジェネレーションセレクトコミックの方でも野獣戦士絡みの件が勃発していますが、もうフラッターシャイ一人でいいんじゃないかな感。何か野獣戦士とかビースト戦士で問題が発生した時はエクエストリアに行ってフラタ呼べば万事解決。ディスコードやサウンドウェーブもいい役どころ。
TCC連載コミックの2015年"Another Light"は13年のBWSGの続編で一連のシャッタードグラス展開の一つの決着編。グリムロック(クラシックバースのBW)はSGガルバトロンやSGオプティマスプライムが転生したノヴァプライムたちと肩を並べてSGプライマス(ダークプライマス)との決戦でも大きな一翼を担います
IDWのTRANSFORMERS/MY LITTLE PONY : FRIENDSHIP IN DISGUISE! 第2号はスパイク(MLP)&グリムロックVSコンストラクティコンズ、ピンキーパイ&ゲージ(最近出てきたIDWオリジナルTF)VSショックウェーブ編。それぞれのキャラクターを巧く活かした組み合わせで、楽しい。
ここで描かれた物語、それぞれの人物像などに圧倒的に心揺さぶられ、より深くTFの持つ奥深さに興味を持ち一気に傾倒していく事になった、間違いなく一番の転機になった作品です。「善とはなんだ?また悪とは?」と悩むボルトがやがて認識する思いは恐らくは全てのヒーローに通じる真実ではないかと。
「トランスフォーマージェネレーションズ2014 vol.1」で市川裕文先生によって描かれた「コントロバース」ではユニクロンの創造主と自称する科学者プリマクロンがクインテッサの裁判にかけられる話ですが、ここで彼はクインテッサも彼が創造した「バクテリアを模した連作」である可能性を示唆します。
TFの初期の設定・文芸を担当したのはマーベルコミックのボブ・バディアンスキー氏のチームでムービーキャラも彼らによって考案された様子ですが、その段階ではクインテッサンがサイバートロニアンの創造主とは考えられていませんでした。
画像は"TRANSFORMERS UNIVERSE”4号掲載のクインテッサンの項。
例えばダイノボット部隊が変形時に"Dinobots--Traumatize!" と新たなコードを使ってる件とか。後付設定とかはシリーズが長期化すれば避けられない要素ではありますが、バディアンスキー時代の独自性も自分色に塗り替えたがってる様に見えて、ちょっと辛い。ファーマン氏の作品も好きなんですけどね…。
特撮版ではパワーアップした姿として描かれる「ブローアップ」した姿=頭部のあちこちから銃身が飛び出すなどのギミックが追加された姿を、萬画版ではこの様な哀しい決意の末に選んだ姿(人の様にではなく、機械としての機能を最大限活かすべく異形の姿も厭わない)として描かれています。
様々な人間の良い部分も悪い部分もその身をもって理解したKは、人間の様な生き方(所以に機械の様な戦い方を拒んでいた)を止め、機械として、機会の誇りをもって機械らしく生きる事を決意します。それは憧れ続けた人間の「感情」と戦い、「精神(こころ)」がある故に生み出される「悪」と戦う為に。