福祉問題も次なる新時代には大爆発する予感がひしひしとする中、今のこの平成が終わるタイミングで世に問いかけるのは、非常に重要かつ、好感が持てます。複雑な話に終始するのではなく、初心者にもわかりやすく伝えようと努力している面が随所に見受けられ、ぜひ本書をきっかけにしてもらえれば。
さすがに全編お見せする訳にはいかないので、ワンエピソードだけを抜粋紹介。いつの時代になっても親子の隔絶というものは尽きぬ白浜の砂。C102に復帰する前日譚的なエピソードに読んでるこっちの胃も痛くなるw 氏には無理せず、のんびりとオタク活動を続けていただければ。コミケは逃げないぞ!
ご当地グルメの食レポも他同人誌の追随を許さない圧倒的なボリュームが掲載されており、メニューも豊富、写真も綺麗で上手い、一点の曇りも何の文句も無い、実に素晴らしい快作!これはもう当方が批評するのは筋違いってなもんでひたすら夢中で読んでしまい、ただただ楽しかったです(小並感
@Arugha_Satoru 個人的に最高にハイ!ってヤツになったのは、ラブクラフト御大大好きっ子なので、当然ここ。よくもまぁ、ニャル様をここまで漫画的に落とし込んでユーモア、愛がこもったまま描き上げたよなぁ…と絶句。この画力、本物です。おお~い!今、この企画観ている出版社の連中は急げよ~~~!
@Arugha_Satoru 漫画だけでは済ませないのが本書のさらにすごいところ。一通り漫画で読ませた後(時には前に)必ず、文字による解説コラムが入っている点。これだあると見違えるほど、ゲームへの理解度が増す仕掛けで、よっくぞこのアイデアを思いついたなぁ!と感心するしかなく。
@seishinhoken 氏の場合、毎回色んな福祉施設を自分の足で訪れ、自分の目で見て、思うところを描く、という創作スタイルをとっていて、評論・情報の枠を超えた立派な一次創作だと思うのです。筆者の住む東京でも保護猫は結構な地域問題ゆえ、みんな良い猫生を過ごしてほしいもんだのう。…もんだにゃー、か(苦笑
気になる内容はこんな感じ。本来はC100新刊としてアンソロジーが入稿完了していたそうなんですが、記念回であるC100にどうしても個人誌、自分ひとりだけの本を作りたかった、という流れだそうで。そういった本音を、短いながらも吐露し、自身の足跡を残すための既刊表紙のみを再掲載したり。
本編は13箇所の名所が氏の独特な絵柄でぎっしり描かれていて、さながら読むガイドブック。観光的なポイントも掲載されてますが、そこはさすがのてふや食堂。胃袋的、おみや的な名所ポイントも完全網羅。目玉焼きには醤油派としてはこのきあげ醤油、速攻で心の地図に赤ペン入れたよねっていうw
まずは本作冒頭の目次+読み方チュートリアルと銘打たれたページをペタリ。こんな感じで、全編に渡ってイラスト・漫画・写真が混在しながらも八丈島の魅力を大解説しようという野心作。絵柄も可愛くてとっつきやすく、すいすいっと読めちゃう感じ。
旅もグルメも捨てがたい。その熱意から生まれ出てきた本作。実際の走行経路を解説しつつ、その道中で出会ったご当地グルメを食べ歩き、観光名所をもれなく全走破するという、若さゆえ?の体当たりな内容は本当にエネルギーに満ち溢れていてどれも面白く、オッサンにはまぢ眩しすぎるぅう!