終盤ではタキシード仮面の前身的ポジションな怪盗Aが登場。
敵か味方か?という不明瞭な立ち位置で、やっぱり敵だったというのが意外性大。
ヒロインと王子様の敵対関係を、セラムン本編以上に明確化していた『セーラーV』。
この時点で、後のそういったコンセプトは殆どやりきっていた様にも思える。
ここで重要なのが、先輩に褒められた時から付ける様になった赤いリボンが美奈子のトレードマークとなって行く描写
先輩を消滅させた後、気持ちを切り替えながらも初恋の時のお想いは忘れない事を明示する良い場面だ
セラムン番外でも、東センパイは美奈子の願望の夢に出てきたりと、その存在は根深い
セラムンシリーズで記念すべき敵対する王子様キャラ第一号は、プロト作『コードネームはセーラーV』に登場した東センパイ。
ヒロイン美奈子にとって憧れの異性だったが、正体は敵組織の怪人で真性の悪役という全く救済処置の無い展開が、初っぱなからハードだ。
頼りになるけどあまり強くないとか、タキシード仮面を語る要素は多々あるけど、最も見せ場とされているのは無印の終盤で衛が洗脳されて、ダークエンディミオンとなる展開。
ここら辺は漫画版でも共通で、セーラームーンは目の前のナイトを手にかけるかの選択を迫られる。
1943年版『バットマン』で最も特筆なのは、執事アルフレッドの存在
同年にコミックで初登場したアルフレッドは、小太りでウェイン家に後からやって来た部外者だった
細身でお馴染みな外見は、この映画からの逆輸入だったりする
日本国内ではDVD化されていないが、海外盤を買う価値のある作品だろう。
吸血鬼アーカードと、その主人であるヘルシングの子孫インテグラの活躍を描いた、平野耕太による漫画『HELLSING』
ブラム・ストーカーのドラキュラを踏まえた設定など、オタク心理を擽る要素がふんだんだ。
海外でも評価が高く、OVA版の影響で一時期は『NARUTO』を凌ぐ人気があったとも云われている。
児童向けファンタジー小説『ダレン・シャン』は、一定の世代には馴染み深い作品
親友スティーブの命を救う為、バンパイアとなった少年ダレンの半生が主題となっており、後半はよりハードな内容となって行く
少年サンデーの漫画版のビジュアルも印象的だが、一説には実写版も存在するとかしないとか。
幽遊白書の飛影は身長170cm無いけど、作中で一番カッコいいのだ。
#幽遊白書
1972年から始まった萩尾望都の少女漫画『ポーの一族』では、吸血鬼は「バンパネラ」という総称で呼ばれる。
悠久の時を生きる永遠の美少年エドガーと、その連れ合いとなったアラン。
2人の耽美なロマンス模様は、それまで怪物として畏怖される吸血鬼の在り方に、新たな解釈と方向性を示したのだ。
日本で「ヴァンパイア」という名称の認知を広めたのは、手塚治虫の漫画『バンパイヤ』の影響が大きい
作中の主人公トッペイや他のバンパイヤ達は狼や動物に変身する能力があるが、血を吸う死人の設定は無い
伝承のヴリコラカスは人狼でもあると云われており、そういった手塚独自の解釈が面白い所だ。
ムーンナイトの原作で一番面白いのは、ムーンナイトがイマジナリーフレンドなスパイダーマンの仮装をしてストリップ小屋に殴り込んだら、後に本物から苦情を言われた所ですね。
「教えてよ…あんた…オレに変装してストリップクラブに殴り込んだんだって?」
「まあ、ちょっとね」
「ええ?なんで?」
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を本日鑑賞。
まだ公開されて日は浅いので、ネタバレはなしで。
自分は上手くネタバレデスビームをかわしてきた甲斐もあり、観終わった後の感慨はひとしお。
昔からのファンとして求めてたものは充分に満たされる、久々に楽しい映画だった。