初期のビッグコミックには望月三起也先生の2色カラー作品が連載されていて貴重です。これはうるとらSHE。私が一番好きな望月先生の絵柄の頃です。ワイルド7でいうと緑の墓から運命の七星くらいの絵ですね!
ラストに主人公が銭湯に行くが銭湯の人々の背中に毒蜘蛛(爆撃で受けたケロイドの象徴なのでしょうか?)が張り付いているという重要なシーンも少年サンデー版には無い。続く
誰も知らないけど世の中には凄いマンガがある。 1
ガロの入選作品には時々ビックリするような新人が現れる。この作品はマンガ家を目指す二人の青年がただ会話して帰るだけなのだが三度目に読み返した時作者の意図が理解できて背筋がゾッとした。秘密と暴露。埋もれさすにはとても惜しい作品。
イデオンも手塚治虫「来たるべき世界」の影響を受けている。イデオンのテーマは「バカは死ななきゃ直らない」だといわれたが最初にやったのは手塚先生。緊張状態だった米ソの両首脳が地球滅亡の瞬間になって初めて手を繋ぐ強烈な皮肉。あと火の鳥の輪廻転生と人を試す我儘な性格も、まんまイデですね
私はデビルマンのオリジナルはいじらないで当時描ききれなかったエピソードを別に描いて欲しいです。それはザン魔団編!スケジュールの都合でザンとの対決はやめてしまっています。多分ジンメンの後にもザンの部下と戦い、最後にはザンと対決したはず。
平井和正.桑田次郎先生の「エリート」神のような宇宙人アルゴールは地球を滅ぼすか残すかを決めるため3人の地球人を選び超能力を与えた。マンガ家志望の中学生と赤ちゃん、それに世界征服を企む極悪人ダンガー。(この初期設定は後に超革命的中学生集団にも使われた)
変身忍者嵐はなんと、最終回だけがかなりの部分がアシスタントさんが描かれている。嵐は石森先生渾身の作画で私は大好きだが、最大のクライマックスをアシスタントさんに任せた理由は何だろう?仮面ライダーも一文字隼人編からアシスタントさんの比重が増えてくる。過密スケジュールの為だろうか?