うみのとも/スーパーまさら『私を球場に連れてって!』
野球ファンあるあるネタ満載の萌え4コマ。きららでは珍しい原作つきであるせいか、可憐な絵柄とブラックな笑いの振れ幅がはげしい作品に仕上がっている。
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つくしろ夕莉『広島妹 おどりゃー! もみじちゃん!!』
親の再婚で、ひとりっ子の主人公に妹ができた。しかし広島からきた「もみじちゃん」は、可憐な外見と裏腹に、しゃべるとヤクザみたいな口調で……。ローカルネタと、広島弁女子を愛でたいという需要に応える4コマだ。
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村岡ユウ『もういっぽん!』
女子高生の柔道漫画。週刊少年チャンピオン連載。どちらかと言えば日常系だが、きららのスポーツもの(『球詠』など)とはやや距離をおき、入念なトーンワークで迫真性を確保している。
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noga『フリクションガール』
女子高生によるボルダリング漫画。内気だったり陽気だったり、女の子それぞれの豊かな表情が魅力的で、立体感を活かしたクライミングの描写も見応えがある。
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鈴木マサカズ/押川剛『「子供を殺してください」という親たち』
病識のない精神障碍者を説得し、病院へ連れてゆくプロの仕事をえがく、実話にもとづく作品。テーマは重いが、人間観察のおもしろさや、家族同士の重厚なドラマをたのしめる。
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尾崎かおり『金のひつじ』
寡作な作家の新連載が『アフタヌーン』で開始。6年ぶりに再会した幼なじみ4人の、複雑な関係をえがく青春もの。導入となる第1話から、凡庸な作品との違いがくっきりと際立つ。
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仲谷鳰『やがて君になる』5巻
第24話は、侑が珍しく燈子を誘っての水族館デートが描かれる。可憐だが、どこかヒンヤリとした絵柄は水族館にぴったりで、ため息のでる様な時空をつくりだしている。
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尾崎かおり『金のひつじ』
6年ぶりに再会した幼なじみ4人のすれちがいを描く、青春もの。山麓の田舎町の空気感がすばらしい。長篇のストーリーとしてのアンバランスは感じるが、家族などの描写が魅力的で、やはり唯一無二と言うほかない。
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柴田五十鈴『私と師匠と影解きの旅』
見習いの魔術師を主人公とするファンタジー漫画。魔女が師匠にかけた呪いを解くため、主人公は旅に出る。キレイな絵柄で、ほのぼのとした世界観をたのしめる、良質な少女漫画だ。
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長代ルージュ『イヴとイヴ』
バラエティにとんだ百合の短篇集だが、SF要素を大胆にとりいれた作風が興味ぶかい。ディストピアがユートピアになったり、百合の精神性をつきつめたら残酷なパロディになったりとか。
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あfろ『mono』
写真部の女子高生をえがく4コマ漫画。『ゆるキャン△』のロケ地を巡る、前代未聞のセルフ聖地巡礼もあり。カメラという題材への距離感が独特で、風景がダイレクトに迫ってくる。
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高瀬わか/石田リンネ『茉莉花官吏伝』
後宮につとめる女官が、皇帝に目をかけられて成り上がる中華ロマン。ただし彼女が寵愛された理由は美貌でなく記憶力のよさで、政治上の側近になるよう求められる。華やかな宮廷を描きつつも、女の武器に頼らない女の魅力があふれる。
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