中城健雄『劇画 教祖物語』の1巻を買ってみたのだが、中城先生がよふぼくなだけあって絵がメッチャ気合い入っている。背景とか凄い。あと、啓示が下りて神のやしろとなってからの中山みきの顔は一切出さないように工夫をしているのが興味深い。マホメットの顔を描くことができないようなもんか
なんか凄いマンガを発見したので即買いでした。大谷薫『劇画民衆史 米騒動』(而立書房、1981)鈴木商店の焼き討ちや官憲による不当逮捕、軍隊出動で街中を大変なことにした神戸の米騒動を描く。成金や山県有朋に対する尋常じゃない敵意に満ち溢れている。井上清が解説してるのだから暴力闘争絶賛です
富井副部長人気投票3位おめでとうございます これはあまり指摘されていませんが、10巻「キムチの精神」の富井副部長は花咲先生が疲れていたのか何ヵ所もコピペで対応されています。花咲先生は画太郎先生の技法を数年先んじていたのである
こち亀126巻の「法事の音ゲー」、実際に出たら大ヒット間違いないからゲーム開発してるお坊さんは是非作って スクエニとかにも坊さん社員いるし
アマビエブームが止まることを知らないようですが、『水木しげるのノストラダムス大予言』には悪魔くん12使徒の一人としてアマビエが登場します(特に見せ場はない)ノストラダムス大予言は悪魔くんサーガの最終章ですが、根底にあるのが日ユ同祖論な上に原発が爆発したりするのてすごく論じにくいです
どうして君たちはMoo.念平先生のデビュー作「太陽犬ゼロ」が犬が喋るケモショタまんがだと教えてくれなかったんだい?
中曽根が国鉄を民営化したから警察も民営化されるかもしれないと両さんが不安になり、免許書き換えを毎年にするとか交通違反を片っ端から摘発して財源にしようとわめく回(秋本治『こちら葛飾区亀有公園前派出所』54巻「列車よいとこの巻」)
子供の頃はこのような愚劣なミスをする富井を馬鹿にしまくっていたわけだが、長じて社会で労働するにあたり、この富井より酷いミスを連発するようになるとは思わなんだ。人間として生まれてきたのは間違いだった
「護憲まんが」の系譜というのが確かにあり、これはきちんとまとめておかなければならないと思っている。戦争ガチ体験世代はどうしても護憲に回るのは仕方がないわけで。画像は赤塚不二夫・永井憲一『日本国憲法なのだ!』(草土文化、1983)赤塚先生も満洲からかなり苦労して引き上げている