狩撫麻礼&神田たけ志『けものへん2』第2話(ヤングコミック 1980年6月11日号)※未単行本化
男3人トリオが諍いで解散寸前に…という話。カレー作りの描写がやたら濃厚
「俺は闇市派だから上げ底カレーの方が似合うなあ…」
「このカレーは俺流に作る! 手出しするなよッ!」
前山滋『檸檬色の夏』(1989、講談社 モーニングKC)
スポーツに打ち込む高校生達の爽やかな青春を描いた短篇集
巻末にほんまりうさんの寄稿文。物凄く真面目というか、作家という仕事に対して律儀な方のようですね
能條純一『悲しいぜっ』(1989、講談社)
浅草の老舗呉服店を継いだ若旦那の話
人情系能條作品。台詞も良いな
「風をのむ。風をのんで新しい空気を身体中に充満させればいい。そして古い空気をおもいっきり外に出すンだ。二日酔いがなンだ オレは二日酔いぐれぇじゃ負けねぇ。オレは浅草の男だ!!」
舟崎克彦・三山のぼる『噂の玉三郎』第4話(ビッグコミックスペリオール 1990年3月1日号)※未単行本化
動物保護団体所属の主人公と、密輸組織の対決を書いた作品? 1話だけなので詳細不明
狩撫麻礼+村生ミオ『映画のように』(ビッグコミックスピリッツ増刊号 1983年8月20日)※単行本未収録
7年前に女と交わした再会の約束を果たすため、男は走る……まるで映画のように
三山昇(=三山のぼる)『飛べない白鳥』※単行本未収録(週刊漫画ゴラク 1978年10月26日号)
まだ絵柄が少女漫画風の頃の作品。中身は読んだことあるけれど、雑誌実物を幸運にも入手。今年も幸先良さそうだ
諸星大二郎『子供の王国』
大人に成長することを拒否した子供の話。ロリコンブームを風刺した作品らしいけれど、何かそれ以外の批判が自分の胸に突き刺さる…
少年ジャンプでこれは凄いと思ったら、実際はヤングジャンプ連載だった
この『ジ・アニメズム』っていう本、もっと軽い歴代アニメ名鑑みたいなものを想像してた。
実際読むと、村野守美さんによるアニメ技法参考書のような内容で読み応えがあって面白い
岩明均『目を見て話せ』(「エース特濃」Vol.1 2003)※単行本未収録
人の目を見るのが苦手な主人公が、不良に絡まれ暴行を受けたことをきっかけに奇妙な世界に入ってしまう
なんとも不気味な作品
ゴルゴ13の『HAPPY END』
人気すぎて作者本人ですら作品をやめられなくなってしまうというネタが出てくる話について、さいとう・たかをさん曰く「ま、それ、本音ですね(笑)」と。そりゃ、そうか
(「ビッグコミック 」2021年4月25日号)
三上龍哉『くらしの手帖』に出てきた人面瘡を思い出した。おそろしい https://t.co/MbRV2PUt60