柿沼宏&松森正『メス』全2巻(ビッグコミックス)
1973年頃連載。青年向けの本格医療漫画としてはかなり古い部類。でも主人公が殺人や恐喝も辞さないダーティーヒーローなのはやっぱり昭和劇画的
松森さんの絵も濃い。『湯けむりスナイパー』の頃にはずっと洗練された絵柄になったんだな
東京6区(=狩撫麻礼)&あきやまひでき『明日もこの時間に』(「Weekly漫画アクション」2003年7月15日号)※未単行本化
不況の真っ只中リストラされた主人公。拾ってきた猫が電話機を踏んづけ、たまたま風俗嬢にかかってしまう…。という第1話
東京6区って、またなんともいえん別名義
バロン吉元『黒い隼』
日本陸軍の南方最前線基地を舞台に〝味方殺し〟の悪名で知られるはぐれ部隊の活躍を描いた作品
黒づくめの戦闘機に対して「葬式帰りか?」と金田のようなセリフを放つ
狩撫麻礼&ほんまりう『ミドルマン』第1話「冬の童話」より
狩撫さんビートたけし大好きですね。キッズ・リターン見たのかな
三山のぼる『まんきんたん 塾へいかないとえらくなれない!?の巻』(テレビランド 1977年7月号第2ふろく)※未単行本化
塾へ行かないと…コジキになる!!
『釘師サブやん』(牛次郎+ビッグ錠)忍球玉バサミ!とかもっともらしく意味不明のパチンコ技を語っておきながら、結局「よういわんわ」の一言で自ら切り捨てる牛次郎先生の精神を大切にしたい
みつはしちかこ『いのち短し いつでも花よ』(ビッグコミックオリジナル増刊号 1986年8月15日)
おばあちゃんが主人公のほのぼの漫画。『利平さんとこのおばあちゃん』とか『垣根の魔女』とか、ビッグはお婆ちゃんもの好きですね