私は同じテーマについて取り上げた、複数の書籍を読むのが好きだ。著者によってまるで異なる視点や結論を読み込む、そこに読書の醍醐味を感じる。
素晴らしいと思える本を読んだら、別の立場で書かれた本を探して読んでみる。それにより人の知識が自らの思考法に昇華し血肉となる。
読書って楽しいな。
売野磯子「ありす、どこまでも」
幼少期から英語圏へ留学させる親がいる。バイリンガルを期待してだが現実は逆だ。母国語も英語も中途半端なセミリンガルになる。
日本語が十分に理解できず自分が馬鹿だと思い込む少女。そこへ最強の軍師が現れる。
俺がありすを宇宙へ連れていく。
感涙に胸熱な傑作。
1914年、第一次大戦により羊毛輸入が途絶える。政府は軍需品調達のため緬羊百万頭計画をぶち上げ、併せて羊肉の食用を奨励した。しかし一年未満のラムではなく羊毛刈取後のマトンを供したため「羊肉は臭くて硬い」とのイメージが日本人に定着してしまう。
この逆境からジンギスカンの逆襲が始まった。
「ハチミツとクローバー」で私の推し、いや憧れは圧倒的にローマイヤ先輩だ。
着ぐるみに入るだけで遊園地の売り上げを2年間10倍増させたローマイヤ先輩。
「『子供に夢を』っつーのがえーなぁ思ったんじゃがのぅ」
頼もしく輝くような笑顔。
竹本くんも大納得の伝説の漢。
先輩についていきたい。
ハチクロ
花火大会
真山くんの一言。
「山田 ユカタ似合うな」
嬉しさに、そして切なさに涙がこぼれます。
「その たったひと言が 聞きたくて」
「ほんの少しだけでも」
「あなたの心が」
「私にかたむいて」
「くれないかって」
「どうして私は夢を見てしまうんだろう。」
私の涙腺が崩壊する。
「頑張る」「全力を尽くす」のは勇気がいる。
頑張って思った通りの成果が出せないと、辛すぎて心が壊れてしまうからだ。
優れたコーチは選手に小さな成功体験を積み重ねさせ、頑張りへの心の強度を上げていく。
親は子供の良きコーチありたい…けどそれ自体がプレッシャーにもなるから難しいなあ。
13日まで「マンガPark」で無料公開中のハチクロ。
人数が減り、なんかさみしいクリスマスパーティー。竹本くんのモノローグ。
「いるべき人が いなくって」
「いなくても どってことない人間が」
「ここでケーキを口に運んでいる」
うう…胸が痛い。パーティーでこそ感じる孤独感ってありますよね。
今日は聖バレンタインデー。
女性が男性に告白する祝福の日。
昭和の遺物?商業イベント?
そんな野暮な声にはウイグル獄長、お願いします。
「あ〜、聞こえんな!!」
義理チョコ、友チョコ、最近は色々ややこしいけれど。
みんなの想い、どうか届け!
雨隠ギト「甘々と稲妻」を読みました。子供の食事をコンビニ弁当で済ませていた父子家庭の父親。苦手な料理に挑戦することを決めますが…というお話。
簡単でもいい失敗してもいい、一手間かけた「料理」がいかに人の心を豊かにするかを丁寧に描きます。
お料理頑張ろうのモチベーションを上げる名作。