ラマヌジャン。
「インドの魔術師」と呼ばれた数学者だ。
普通の数学者が人生をかけるレベルの公式を数日で発見し、重要な数式を膨大に書き残した超天才だ。
しかし32歳という若さで夭折してしまう。原因は留学先の英国料理が口に合わなかったから。
食べることがいかに大切か、それを想い切なくなる。
外食では「うーん!美味しい!」と満足することが多い私だがとんでもなく不快な思いをするお店もある。
その9割以上がラーメン店だ。
日高屋や福しんなどのチェーン店は美味しくて値段も安く接客も適切だ。個人店では値段だけ高くて味はイマイチ態度が傲慢という店がザラにある。
そら潰れるわと思う。
クラスメイトとの交流を断念し、食べ放題の元をとることに専念する主人公の都。
腹にたまる炭水化物と胃もたれする肉。
私が三十代になって気付いた真理を、高校一年生で悟るあたり只者ではない。
高校生の頃は食べても食べてもお腹が空いた。部活中に飲む水道水とか、宇宙一美味しいと思ったなあ。
1946年3月3日、恐るべき法律が施行された。
財産税法。
突如国民の資産から最高90%の税金を徴収した。
現在日本政府の国債残高は約900兆円。それに対し日本国民の個人金融資産は約1800兆円。50%の財産税で一気に償還できてしまう。
巨額の国債に対して政府が楽観的なのは多分このためだ。
注意したい。
ケイスケホンダなど最近の金持ちマウント発言の特徴は、ただの金持ち自慢を「日本人の賃金が〜」などいかにもボク社会問題に関心あります的な体で言うところだ。
どう取り繕ってもただの金持ち自慢なのだから、スネ夫を見習って清々しいくらいあっぴろげに自慢しとけばいいのになあ。
日本の飲食店はレベルが高い。
味は美味しいし接客も極上だ。
飲食店で嫌な思いをすることはまずない。
ラーメン店を除いては。
私が飲食店で嫌な思いしたランキングを作ると1位から10位まで全てラーメン店だ。
日高屋などのチェーン店は素晴らしいのだが、個人店は高確率で駄目だ。
不思議だなあ…。
「鬼滅の刃」15巻
善逸のプロポーズシーン。
この時は禰豆子に軽くいなされてしまうが、最後には想いが実った。多少カッコ悪くても、素直な気持ちを言葉や行動で伝え続けること。この善逸の信じる力って、この作品の裏テーマなのではと思う。
ところで「毎日寿司とうなぎ」って、何気に魅力的ですね。
実家の母から米を送ったとのLINE。
明日届くので子供にでかいおにぎりを作ってやれとのお言葉だ。
ありがたい。ようやく家でお米が炊ける。
パンの高騰に激昂して革命を起こしたフランス人民を見習おうかとベルばらを読み返していたところだった。
どんな時代でも一番怖いのは食べ物の恨みなんだなあ。
渡邉ポポ先生「埼玉の女子高生ってどう思いますか?」3巻「都会のラーメン」
池袋植民地化を企む埼玉の女子高生3人組。手始めに東京豚骨の老舗「屯ちん」で都会のラーメンに挑みますが…というお話。
地球上どこでも無料ごはんがあったら注文するのは人類普遍の原理だ。気にせずもりもり食べてほしい。
売野磯子「ありす、どこまでも」
幼少期から英語圏へ留学させる親がいる。バイリンガルを期待してだが現実は逆だ。母国語も英語も中途半端なセミリンガルになる。
日本語が十分に理解できず自分が馬鹿だと思い込む少女。そこへ最強の軍師が現れる。
俺がありすを宇宙へ連れていく。
感涙に胸熱な傑作。