（４／４） ※このへんはつなぎのフィクション演出です。 父･小吉の元に、お城からの手紙を届けに来た男谷精一郎さん。

精一郎さんが訪ねてきた場面で麟太郎が絵を描いていますが、これは後に勝海舟が書画を量産しまくることを表しています。 右下に見えてるオモチャは雉子車（きじぐるま）。 #夢酔独言

勝小吉２８歳。息子の麟太郎が江戸城にスカウトされることになり、送り出す小吉。７歳の息子が先に出世した小吉の心中は…。 マンガ『夢酔独言』六十四話（１／４） #漫画が読めるハッシュタグ

（２／４） ※このあたりはフィクション演出です。 麟太郎がお城に召し抱えられることを喜ぶ小吉と信。

（３／４） ※このあたりもフィクション演出です。 お城に召し抱えられる麟太郎。周りの人は皆女性だったかもしれません。

（４／４） ※フィクション演出です。 息子（７歳）が先に出世したので、安心して遊ぶ小吉。

勝小吉２８歳頃。かつて小吉の命を狙っていた小林隼太の、その後です。 マンガ『夢酔独言』六十五話（１／４） #漫画が読めるハッシュタグ

（２／４） 「近藤弥之助の内弟子の小林隼太も、とうとうおれの家来になって、毎日来ていろいろと奉公をした。家がないと言うから、浅草の下谷にたくさん貸家があるのを買ってやった。剣術仲間にも頼んで稽古場も持たしてやると、下谷の連中がひいきにしてくれた。」 #はやおき訳

（３／４） 「小林は三度借り倒しをやって、その度三州へ行きおったが、おれにはいつも断ってから逃げた。また江戸に戻る時には、いつでもおれが一筆書いてやって、仲間中に借り倒しの詫びをしてやった。そうすると、皆が損をしたことは、水に流してくれた。」

（４／４） 「とうとう七、八十両踏み倒して三州へ逃げて、今も帰ってこない。三州で、どうにか人間らしくなったということだ。それはおれが銚子へ行った時、向島の兼という男に聞いた。 〈中略〉 その時は小奇麗にしていたそうだ。おれのことを話して、ふた時ばかり休んで別れたと聞いた。」

勝小吉２８歳頃。祈祷師の殿村南平と出会い、その話ぶりに感心した小吉は、弟子になります。南平にいろいろ修行をつけてもらう小吉ですが、ある時、南平が祈祷をする現場に居合わせ、「自分にもできる」と言い出します。 マンガ『夢酔独言』六十六話（１／４） #漫画が読めるハッシュタグ

（２／４） 「南平は、 『その死霊は男だ』 とか、年格好やら死に様まで、くわしく見てきたように言う。 おれが橋本に確認したら、その通りだというから、すっかり感心してしまった。 『弟子になりたい』 と頼んだら、南平は、 『十分に修行をつけてあげましょう』 と答えた。」