勝小吉28歳頃。祈祷師の殿村南平に弟子入りした小吉が、寄せ加持をしたり、除霊したりします。
マンガ『夢酔独言』六十七話(1/4)
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   勝海舟談『氷川清話』より、海舟の父・小吉と親しかった行者のエピソードです。
マンガ『夢酔独言』六十八話(1/4)
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「昔本所に、きせん院といふ一個の行者があつて、その頃流行した富籤の祈禱がよく当たるといふので、非常な評判であつたが、おれの老父が、それと親しかつたものだから、おれもたび々々行つたことがある。」
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「『それといつて、何もこの二つがたゝるといふわけでもあるまいが、つまり自分の心に咎めるところがあれば、いつとなく気が餒ゑて来る。すると鬼神と共に動くところの至誠が乏しくなつて来るのです。そこで、人間は平生踏むところの筋道が大切ですよ』
と言つて聞かせた。」 
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「全体おれがこの歳をして居りながら、身心共にまだ壮健であるといふのも、畢竟自分の経験に顧みて、いさゝかたりとも人間の筋道を踏み違へた覚えがなく、胸中に始終この強味があるからだ。この一個の行者こそ、おれが一生の御師匠様だ。」 
   勝小吉30歳頃。山田浅右衛門に弟子入りして、刀の試し斬りをします。
マンガ『夢酔独言』六十九話(1/4)
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「刀剣講という集まりを立ち上げた。相弟子や親しい人に相談して、氷心子秀世、細川主税正義、美濃部大慶直胤、神田の道賀、梅山弥曾八、小林真平ら刀工や、当時の刀鑑から金を集めた。」