士貴智志さん「どろろと百鬼丸伝」では、ところどころに手塚治虫先生っぽい絵や描き文字が散りばめられててそこも楽しい。
「百合ドリル」こりゃ面白い本だ。ある百合のスタイルを自分なりに表現せよというお題に答える形で、作家が1ページで表現する。そこには三十九人三十九様の百合がある!...と大袈裟に言うこともないけど、それぞれに味があって楽しめるよ。
おぢさんも萌えました。
本田さんの「ほしとんで」は俳句ゼミに集う面々の青春譚で可笑しみ溢れる漫画。「プレバト」観ていつも俳句作りたいなーって考えてる身としては、この坂本先生みたいな人に教えを請いたい。中で出てくる句も、それに対する批評や評価も楽しいし、何より会話が楽しい。じっくりゆっくり読みたい漫画。
自分が在籍していた80年代のオリジナルのコンセプトは〝家庭に持ち帰ることのできる、日なたの匂いがする漫画誌〟が基本だった(記憶だが)。まぁ今は違うんだろうけど…ながしまひろみさんの増刊の2作品「ペーパードライバーズ」と「朝顔」はまさにそんな時代を想起させる元祖オリジナル的な良作だ。
日月アスカさんの「恋するはぐるま」①楽しく読んだ。ロボットの女子高生のピュアラブコメなわけだが、実は随分前、窪之内英策くんを担当してる時「ロボット女子高生シリーズ」ってのを少し作ったんだな。ロボットの精巧さは足下にも及ばないが、本人は大好きな作品のはず。そんなことを思い出した。
弐瓶勉さんの「人形の国」フルカラー版①、思わず買った。むー、カッコよき。色味は少ないといえば少ないかもだけど、雪に覆われた世界なんだからそこはよし!しかし、レギュラー本を追っかける形でフルカラー版が出続けるのか、そこが肝心なので、刊行が続くことを切に願うのだ。こーゆーの、GOOD!
コミックビームに載った江戸川治さんの読切(苦い悪夢」読んだ。なんかいい話に収まった感じがするけど、江戸川さんの絵はどーにもエロスを漂わせている❣️そんな話も読ませてーー😊
竹内絢香さん「がんばらなくても死なない」読んだ。自分は他人からどう思われるかを気にせず「ま、いっか」の気持ちでネジを緩めて生きてきた。といっても最初からではなく、そういう演技を続けながら身につけていったのだ。難しかったが自然にそれができるようになったら本当に日々が楽になったなー。
三木なずな先生+荒木宰先生コンビの「転生ゴブリンだけど質問ある?」5巻出た。深謀遠慮を重ねクレバーぶりを発揮するアキラは相変わらずカッケーやつ。しっかり読み応えがある転生ものだ。そして個人的には一貫してカレンさん推しなのだが、今回も魅力が過ぎる。美しいカレンさんをカラーで見たい。
礒谷友紀さん「ながたんと青と」⑧が出た。カバー、相変わらずいいな☺️いち日と周、恋愛は牛歩戦術並みながらゆっくりと育まれてよい感じなのだが、料亭のほうはまたもや引っ掻き回す輩が登場して心配が絶えないなぁ。ふたりがあんまり気苦労重ねることがありませんように!
Twitterで見かけた中陸なかさんの「たゆたう種子」が気になったので購入。BLです。しかし物理的なエロティック・シーンはなし。純情で優しく美しい物語。BLには本当に素晴らしくて素敵な作品が多い。感情の描き方が半端なく丹念できめ細かい。